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江之浦の11月の水温と魚たち
11月の水温
少し水温は下がり上旬で23℃下旬で20℃となる。
透明度はさらに良くなり横に15m以上見える。
陸上は寒い日もあるが水温は暖かい。
季節回遊魚も元気にエサを食べる。
魚は相変わらず多く、透明度が良くなった分、沢山の魚影が見える。
面白い魚を見つけたのでご紹介マツカサウオ
![](http://trevally.jp/wp-content/uploads/matukasauo.jpg)
ガイコツのような見た目。
モンスター映画に出てきそうな風貌。
黄色い体に黒いウロコ模様。
黒いハッキリした目、強い意志を感じる。
人間で言ったら黄金バットと。
マツカサウオの子供。
深度6mの岩の下に生息中。
身体が鎧
見た目どおりに体の表面は硬く鎧のよう。
ヒレもトゲトゲしていて硬くて強い。
早く泳ぐことは苦手、泳ぎ回る事も得意ではない。
夜行性で昼間は大きな岩の下などの暗い所に隠れている。
![](https://trevally.jp/wp-content/uploads/matukasauo02.jpg)
大きさ10cmほどになる。
皮膚が甲羅のように硬いので食べる気はおこらない。
けれど肉は美味いと聞く。
食べる機会があるだろうか。
発光する魚
さらにマツカサウオは面白い器官を持っている。
アゴの下に発光バクテリアを飼っている。
夜の真っ暗な海でホタルのような光を出す。
エサを誘うためと思われる。
光は出す出さないを自由にコントロールできる。
名前はカッコわるいけど
タコベラ
江之浦では春には見れないタコベラ、秋になると毎年顔を見せる。
![](https://trevally.jp/wp-content/uploads/takobera.jpg)
なぜタコなのかは良くわからない。
蛸にも似ず、凧とも思えない。
誰が名付けたかタコベラ。
このタコベラの特徴は尾ビレ。
尾ビレがひし形
他の魚と違って尾ビレを開くと見事なひし形になる。
ここまで見事なひし形の魚は他に見ない。
色柄も陸上では目立つが水中では暗く目立たない。
11月は陸上よりも水中が賑やかで楽しい。
水温もまだ暖かく楽な気持ちで海に潜れる。
透明度が良くなった綺麗な海。
江之浦の水温と魚たち
1年間の江之浦の水温と魚たち。
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1~4月、5~6月、7月スズメダイの産卵、7月アオリイカの孵化、8月、9月、10月、12月