バカガイの密漁

密漁で300kg

昨日バカガイの密漁で困っているという記事が出ていた。

バカガイ密漁横行、漁師「死活問題」 伊勢湾・白塚漁港

地元の漁師はコウナゴ漁が数の削減によって禁漁になっているのでバカガイ漁で補うしかないという。

けれど困ったのはバカガイの密漁。

漁業者しか許可されていないジョレン(大型の金網のついた熊手、船上から砂に潜る貝を捕ることが出来る)を使って300kgもバカガイを密漁したものもいる。

5か月で密漁者検挙数、昨年1年を上回る

四日市海上保安部の検挙も増え、昨年は一年間で25件だったのが今年は6月1日で既に31件になっている。

けれどこれは氷山の一角だと嘆いている。

バカガイとはどんな貝

バカガイは浅い砂地の海底に棲む8cmほどになるハマグリに似た二枚貝

寿司屋ではアオヤギと呼ぶ

バカガイから取り出した中身を寿司屋では「アオヤギ」と呼ぶ

内臓を取り、2枚に開いて良く洗ったものを握りにする。

オレンジ色の身には独特の風味がある。

足の先だけを切って集めたものは舌切り。

貝柱は「小柱」と呼び、グンカンの上に載せる。

刺身の他に酢の物、サラダ、かき揚げ、甘煮などが喜ばれている。

他には釜飯、なめろう、さんが焼きなどの料理もある。

なぜバカガイをアオヤギと呼ぶのか

すしネタなのにバカがつくとはお客によくない。

違う名前で呼ぶには?

昔、バカガイが沢山捕れた場所が千葉県市原市。

昔の地名が上総国青柳村。

この村の名産だったのでアオヤギと呼ぶようにした。

バカガイよりアオヤギの方が旨そうだ。

それにバカガイを食べると馬鹿になるようで気分が悪い。

なぜ、バカガイという名前がついたのか?

色々な説がある。

殻が薄く熊手などでひっかけても簡単に貝殻が割れてしまう破家蛤(バカガイ)と呼んだ説。

馬鹿みたいに沢山捕れるので馬鹿貝と呼んだ説。

千葉県の幕張でも沢山捕れた、昔の地名は馬加(まくわり)なのでバカガイと呼んだ説。

いつもオレンジ色の舌をだし、馬鹿みたいな貝だからバカガイと呼んだ説。

頻繁に住む場所を変えるので「場替貝」(ばかえがい)からバカガイとなった説。

など色々である。

バカガイであろうとアオヤギであろうと美味い貝。