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大トロは本マグロとミナミマグロだけ、カマトロもハチノミも味は大トロ

マグロ三昧丼

5年過ぎてついに試食

マグロ三昧丼ついにマグロ三昧丼を食べてみた。

看板メニューに辿り着くまで5年以上の月日が過ぎていた。

いつもは贅沢過ぎてとても頼めない。

なぜか今回、今食べなきゃいつ食べられるか解らないと思い注文した。

マグロ三昧丼は六種類のネタ

マグロ三昧丼実際のマグロのネタは三種類ではなく六種類。

ハチノミ

大トロ

中トロ

赤身

カマトロ

中落

六種類のネタの味わい

ハチノミ(第三の大トロ・ツノトロ)

マグロ三昧丼マグロの脳天にある大トロに並ぶほどの脂が乗った部位。

100人前の刺身が取れるマグロからわずか3人前しか取れない希少部位。

コクと旨みを味わえる。

柔らかく脂の乗りも最高、第三の隠れた大トロ。

こんなに脂が乗っているとは知らなかった。

大トロ(本マグロとミナミマグロの2種類だけ)

マグロの中でも大トロは本マグロとミナミマグロの2種類しか取れない。

厚みのある腹部から取れる部位。

独特な食感としっかりした旨味、脂の乗った濃厚の味わいを楽しめる。

霜降りの牛肉にも似る。

脂の乗りが強いため若者に人気、年配者には避ける人もいる。

中トロ

背や腹の皮に近いところに取れる部位。

癖が少なく味わい深い赤身。

口の中で広がるほんのりとした脂のバランスが絶妙。

大トロと赤身と中間の味が楽しめる。

若者から中高年者にも人気。

カマトロ(第二の大トロ)

一本のマグロからわずかしか取れないカマの部位。

カマとは首の部分、腹の大トロの続きの部所。

脂の乗ったマグロのカマトロはトロけること間違いナシ。

第二の大トロ。

中落ち

マグロを3枚に下ろした中骨についた身。

中骨からスプーンなどで削ぎ取る。

形は定まらない。

筋が無く、旨味の詰まった特上の赤身。

赤身

背や腹の背骨に近い所から取れる部位。

色艶身質が揃った赤身は旨味の奥深さが特別。

トロに比べてサッパリしている。

美味い赤身に勝るものなし。

写真ではトロたちで隠れていて見えないが下にたっぷり入っている。

2023年師走、マグロの旨味を存分に楽しめた。

日本で食べられているマグロ

食用として食べれているマグロは5種類(全てマグロ属)

クロマグロ(本マグロ)

ミナミマグロ(インドマグロ)

メバチマグロ

キハダマグロ

ビンナガマグロ(ビンチョウマグロまたはトンボ)

上記5種類は深度がある沖合の流れの強い海域に生息するためダイバーが見られることは稀。

ダイバーが見るイソマグロは?

熱帯・亜熱帯域の比較的浅いサンゴ礁や岩礁域に生息するイソマグロ。

ダイバーが見ることのできるのは唯一イソマグロだけかもしれない。

けれどもイソマグロは同じサバ科に属するがマグロ属ではなく、イソマグロ属。

種類的にはマグロではなく、ハガツオに近い。

イソマグロを刺身で食す時は釣りたての魚を直ぐに血抜きし、海水氷で冷やすと食べやすい。

時間が経つと水っぽくなりやすいので市場には出回らない。