Contents

江之浦でカミソリウオ3匹、さらにニシキフウライウオ2匹

カミソリウオは居たり、居なかったり

江之浦の水温、今年も高め

今年2023年の12月の江之浦は見ものも多くちょっと賑やか。

水温17~18℃。

昨年は12月初旬で20℃、中下旬には18℃まで下がった。

水温の下がりが昨年より2~3週間早い。

それでも40年前の12月16℃の水温に比べれば高い。

フウライウオとも呼ばれていたカミソリウオ

カミソリウオ今話題の魚はカミソリウオ(ghost pipe fish)。

昔はカミソリウオ・フウライウオ・ノコギリフウライウオの3種類に分かれていた。

現在は同一種としてカミソリウオと呼ばれている。

カミソリウオポイントは近くの深度6m

生息する場所はエントリーポイントからも近く深度6m。

テトラポットの横のたまり場。

2匹のペアの他にもう1匹のオス、合計3匹が定着している。

2匹のペアはいつも一緒にピッタリくっついている。

オス1匹だけが淋しそう。

居たり、居なかったり

不思議なことがある。

いつも必ずいるとは限らない。

1ダイブ目のダイビング始めの時に確認するといない、何処を捜しても1匹も見つからない。

そのまま沖を散策し、帰りにチェックすると1匹だけ確認。

毎回違うカミソリウオの数

2ダイブ目はダイビング始めに1匹だけ確認するがペアは見つからない。

同じく沖を散策し、帰りにチェックするとペアが出現、合計3匹のカミソリウオを確認。

毎回、こんな感じで居たり居なかったり。

留守にしている時は何処にいるのか他の場所にも見つからない。

移動しているなら他の場所で見つかりそうなものだが?謎である。

カミソリウオとは枯れたアマモの葉っぱのような魚

魚らしくないカミソリウオ

カミソリウオは魚の形をしていない。

砂地の浅い海底に生えるアマモという海藻に似ている。

今、江之浦にいるカミソリウオは焦げ茶色。

過去に江之浦に出現したカミソリウオには緑色もいた。

枯れて千切れたアマモにそっくり。

擬態をしている魚の代表種のひとつ。

魚だと知らなければゴミだと思って通り過ぎてしまう。

逆立ちしてユラユラ

口を下に逆立姿勢で水底近くを波の動きに合わせてユラユラしている。

エサになる小型の動物を捜す。

大きく移動する時は体を横にして魚のように泳ぐ。

カミソリウオは一夫一婦制

カミソリウオのペア体はメスの方が大きく、オスの方がやや小さい。

産卵する時は一夫一婦制。

産卵したメスは卵を大事そうに大きな腹ビレの内側に隠す。

孵化するまでオスはペアとなり寄り添う。

孵化するとペアも何処かへ消える。

江之浦で初めてのニシキフウライウオ出現

ニシキフウライウオもエントリー近くの深6m

10m移動した同じ深度6mの場所にカミソリウオの仲間が出現。

名前はニシキフウライウオ(harley queen ghost pipe fish)。

その若魚が1匹。

江之浦では過去出現したことが無く、今回初めて確認した。

初確認の魚は嬉しい。

ホネホネでトゲトゲのニシキフウライウオ

ニシキフウライウオ雰囲気はカミソリウオに似るが形はホネホネ。

細い体に白いトゲトゲ。

食べても肉はなさそう。

やがて恋人ができペアになる姿を見られるのだろうか?

さらに沖でもう1匹ニシキフウライウオが出現

ニシキフウライウオ

さらに沖の深度16mにもう1匹。

大きさは深度6mのニシキフウライウオと同じぐらい。

まだ完全な成魚とは言いづらい大きさと形。

ニシキフウライウオ

他にも見もの生物が出現。

今の江之浦はどうかしてしまったのだろうか。