夜叉のヤシャハゼ

ヤシャハゼは鬼?

ヤシャハゼ(夜叉鯊)と聞けばどれほど恐ろしい魚かと想像する。

夜叉とはインド神話に登場する鬼神。

悪鬼神の類だが仏法に帰依して護法善神となった。

夜叉は鬼神の総称。

日本では鬼ともいえる。

ヤシャハゼ

小さな白に赤いラインの魚体は鬼からはほど遠く優雅で綺麗に見える。

ヤシャハゼの夜叉の意味は諸説あるがどれもピッタリしない。

ケラマのヤシャハゼ

沖縄ケラマでも見るヤシャハゼは伊豆で見るヤシャハゼとちょと違う。

ヤシャハゼは同じ。

けれど棲んでいる砂の色が違う。

ヤシャハゼ

サンゴで出来た砂。

サンゴが死んで、波、流れ、台風などで細かく砂になった。

そのために砂が白い。

伊豆の黒っぽい砂に比べれば華々しく見える。

水の色はブルー、透明度も良く陽射しがあって明るい。

同じヤシャハゼのはずが何故かとても綺麗に見える。

名前の夜叉のような鬼は想像つかない。

4cmほどの魚体。

可愛い魚体の中に鬼を隠しているのか。

ヤシャハゼとは

紅白でおめでたいヤシャハゼ

ヤシャハゼ

大きさは4cmと小さい。

白地に赤2本のストライプ。

紅白でおめでたい。

英語名は Orange-striped shrimpgoby 。

背ビレの長いヤシャハゼ

ヤシャハゼ

ヒレナガネジリンボウのように背びれはピンと細長い。

体長よりも背ビレの方が長い。

一部には黒い部分もある。

ヤシャハゼ

黒目の周りはオレンジゴールド。

背ビレ、腹ビレ、尻ビレ、尾ビレ、胸ビレは黄色のスケルトン。

腹ビレに黒点がないのでこのヤシャハゼはメス。

側に寄りたいけれど近づけない

警戒心が強く敵が近づけばすぐ巣穴に潜ってしまう。

もっと寄れれば詳細な色柄が解かる。

ヤシャハゼ

けれどこれが限界。

これ以上近づけない。

それでも寄りたい。

ヤシャハゼの撮影

ヤシャハゼに近づくには

ヤシャハゼ

最初はストロボの光も届かないほど遠い。

それを這いながら時間をかけて少しづつ近づく。

大きな動作は禁物。

息を吐くのもゆっくり気を使う。

ヤシャハゼ

ヤシャハゼは流れの横から

ヤシャハゼを撮影する時に流れの上から撮ってはいけない。

自分が動く度に舞い上がる砂ぼこりがヤシャハゼを襲う。

ヤシャハゼも正面から来る敵に警戒をする。

そして撮った写真は砂嵐。

ヤシャハゼ

ヤシャハゼがいっぱい

それにしてもこの場所はヤシャハゼが多い。

ケラマで一番ヤシャハゼがいる。

1ダイブ動かずにここで潜っていたい。

深度17mの砂地。

体にも悪くないダイビング。

太陽が出て明るいので言うこと無し。

背ビレピンピンが警戒情報

写真だけでなく動画も撮影。

残念なのはライトがあてられない。

ライトを点けた瞬間に巣穴に潜ってしまいそうな微妙な緊張状態。

背ビレのピンピン動く間隔が短いほど警戒している。

結構時間を使ったがまだ足りない。

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