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ケラマハナダイの雌雄の見分け方
慶良間の名前を持つケラマハナダイ
慶良間の名を持つ魚
![ケラマハナダイ](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/11/7e6bc21cf4e636c19ece697edb80a50d.jpg)
慶良間の名前を持つ魚がいる。
ケラマの名前のつく魚はこの1種類だけ。
慶良間諸島だけにいるわけではない。
沖縄本島周辺にもいるが数は少なめ。
ケラマ以外にも棲むケラマハナダイ
![ケラマハナダイ](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/11/19487dcee16c35eb3a74cc4e0e0df97d.jpg)
琉球列島、西太平洋、インド洋にも生息する。
大きさはオスの方が大きく15cmほど。
メスはやや小型。
群れで済むケラマハナダイ
![ケラマハナダイ](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/11/b866eb262728ed40b4442b7369f5f4e9.jpg)
サンゴのある大き目の岩に雄雌群れで生息。
サンゴ岩近くの中層を流れてくるプランクトンがエサ。
外敵が近づくとサンゴ岩に隠れる。
アクアリウム家にも人気のケラマハナダイ
アクアリウムを楽しむ人にもケラマハナダイは人気。
1匹2000円ほどで売買される。
飼育しやすい魚。
水槽の中では死ぬまでケンカ
ただし水槽の中だと性格が変わる。
狭い場所ではテリトリーを持ち同種のハナダイのオスなら死ぬまでケンカする。
自然界では多数のケラマハナダイの雌雄が同じサンゴ岩に同居する。
自然界のケラマハナダイのケンカ
エサが沢山流れてくる場所を巡ってオスはケンカをする。
また産卵期にはメスを巡って争いをする。
広い海ではケンカをしても逃げる場所が広く、水槽とは違う。
ケラマハナダイの雌雄の見分け方
オスが派手
ケラマハナダイの雌雄は見た目が違う。
他のハナダイと同じくオスが大きく派手な色模様を持つ。
メスはそれに比べ特徴がないぐらい地味。
ケラマハナダイのオスの特徴
![ケラマハナダイ](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/11/6148ce4434c78dfa46336761b87e00bf.jpg)
ケラマハナダイのベースの色は白。
顔は上半分がピンクからオレンジ、目の下のブルーラインまで広がる。
背側と背ビレは同じ色が延びる。
オスは背びれに赤い斑点
背ビレ中央にはケラマハナダイ最大の特徴の赤い斑点。
この赤い斑点はオスだけの特徴。
メスの背ビレに赤い斑点は存在しない。
今までの写真はオス
今まで見ている写真はケラマハナダイのオス。
全て背ビレの赤い斑点がある。
背ビレ、腹ビレ、尻ビレ、尾ビレは目の下のブルーラインと同じ色で縁どられる。
ケラマハナダイのメスの特徴
ケラマハナダイのメス
下の写真がケラマハナダイのメス。
オスに比べるととても地味。
色、模様など特別なことを言いにくい。
基本の色も白っぽい緑がかったアイボリー。
背ビレは赤っぽいムラサキ。
![ケラマハナダイ雌](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/11/273c19ce1d8afd9427a283a4137f1bce.jpg)
ケラマハナダイのメスの最大の特徴
ケラマハナダイのメスの最大の特徴は尾ビレ。
尾ビレ上下の先端が赤い斑点のように見える。
そして上下の赤い斑点は尾ビレ縁の赤い線で繋がっている。
オスの尾ビレに赤い斑点模様はない。
群れていても特徴で雌雄がわかる
ケラマハナダイの雌雄の見分けが出来れば他のハナダイとも見分けられる。
自然界の水中ではケラマハナダイの雌雄が入り乱れて群れている。
それも其々の個体が自由に好き勝手な方向に落ち着きなく泳ぐ。
雌雄の見分け方は簡単
![ケラマハナダイ](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/11/e4d652dab15d1bfa8c5564c861ec874b.jpg)
ケラマハナダイの雌雄の見分け方は簡単。
背ビレ中央に赤い斑点があればケラマハナダイのオス。
尾ビレの上下先端が赤い斑点、そして縁の赤い線で上下繋がっていればケラマハナダイのメス。
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