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珍しいボブサンウミウシの産卵シーン
ダイビングが気持ち良い
夏は海で体を冷やす
毎日が暑い。
これだけ暑いと海の中が気持ち良い。
ウエットスーツに袖を通して海へ潜ればそこは天国。
ダイバーで良かった。
太陽の熱気は水底まで届かない。
ひんやりと涼しい水が体を覆う。
大雨の影響が心配された江之浦の海中も透明度が回復。
PADI Women’s Dive Day を江之浦でダイビング
7月17日(土)は PADI Women’s Dive Day .
数年前、PADIが記念日とした。
けれど PADI Men’s Dive Day というものは存在しない。
やや不公平ではあるけれど女性が集まる所に男性が寄ってくるので必要ないらしい。
江之浦の水温22~23℃
梅雨も明けた PADI Women’s Dive Day に江之浦でダイビング。
透明度は6m。
水温は22~23℃。
もうウエットスーツでも寒くない。
というか陸上が暑すぎる。
肌を水に濡らしたい欲望が勝る。
岩に疑色のセレベスゴチ
大雨の影響か魚の数が少ないような気がする。
けれど種類は多い。
![セレベスゴチ](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/07/d8957ca20cc43594ee44d8310008231d.jpg)
いつもは砂地にいるセレベスゴチ。
岩場で日焼けか?
保護色でカモフラージュ。
けれどバレバレ。
擬態の名人ベニカエルアンコウ
さらに進むと擬態の名人登場。
![ベニカエルアンコウ](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/07/6bdc7d029be5fd160cded970476589f1.jpg)
解かる?
この魚?
穴の開いた2つのザラカイメンの上に乗っている。
右側を下にしてこちらを向いている状態。
口を少し開け、中には白い部分が見える。
持ち上げた左ビレが手に見える。
擬態の達人オオモンカエルアンコウ
さらに沖へ。
そこには擬態の達人がいた。
これこそ解らない。
![オオモンカエルアンコウ](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/07/6577cb40e62724ee6a08d03ddab644ab.jpg)
この黒いかたまりが魚。
岩やカイメンにしか見えない。
何処に目がある?
口がある?
体色が黒いとなおさら解かりにくい。
全長18cm。
カエルアンコウとしては大型。
この大きさのオオモンカエルアンコウを江之浦で見るのはお初。
ちょっと珍しいボブサンウミウシの産卵
三角岩のボブサンウミウシ
折り返し地点の三角岩。
いつものオキゴンベがオレンジの体で挨拶をしてくれる。
今日の目的はウミウシ。
マンゴウ色したちょっと派手なウミウシ。
名前はボブサンウミウシ。
派手ゆえにいれば直ぐに見つかる。
擬態を得意とするカエルアンコウとは正反対。
そしてさらに珍しいシーンがある。
知らずに撮影ボブサンウミウシの産卵シーン
実を言うと撮影中は産卵に気がつかなかった。
後に産卵だと解かった。
白いリングの一部が見える。
さらに拡大。
産卵に気づかなかった
この動画を見ても産卵中だとは解らない。
しかし実は産卵している。
左下部分に白いものが。
ボブサンウミウシの卵は白
白い帯状の寒天物質状の中に多数の卵がある。
肉眼では卵だと判断できない。
産卵後のボブサンウミウシの卵。
![ボブサンウミウシの卵](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/07/eaffa491d43850bed4c6e5327f8dd658.jpg)
白いリボンのよう。
粒々があるように見える。
そこで拡大。
![ボブサンウミウシの卵拡大](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/07/e4414f5bfc44c9df7a24204054ae3a3a.jpg)
確かに帯の中にやや細長い卵らしきもの。
子持ち昆布のようにも見える。