イシダイの大介がいない

今年イシダイの大介の顔が見れない

今年大介の顔が見れない。

もう10年近く一緒にいたのに。

水温は20℃になった。

水温18℃になると現れるイシダイの大介

毎年5月のゴールデンウイークが明け、水温が18℃になる頃、イシダイの大介が現れる。

水温が高い夏から秋にかけて大介は泳ぎ回る。

そして12月中旬水温が18℃を下まわると大介は姿を消す。

何処に姿を隠すのかは不明。

初夏、水温が18℃以上になると再び現れる。

これを毎年繰り返している。

江之浦のダイバーに人気、イシダイの大介

ここ神奈川県の小田原の端にある江之浦海岸で大介は人気者。

ダイバーの周りをグルグル泳ぐ。

近づいては遠のき、遠くへ行っては近づいてくる。

興味を示すと手で触れるほどに近づく。

他のダイバーが来れば次から次と挨拶するように顔をだす。

人懐っこい。

大介とは10年の付き合い

大介は10年前から大きかった。

大きさは60cmほどなので大物のイシダイ。

イシダイとしては老体と言える。

その証拠に口の周りが真っ黒。

イシダイの大物、口が黒くなったものをクチグロイシダイ、略してクチグロと呼ぶ。

イシダイの大介がいなくなった理由

海水温上昇でエサが減る

クチグロ大介の好物はウニや貝。

最近、海水温上昇のためワカメやカジメが海岸から消えた。

海藻をエサとしていたウニや貝も減った。

大介の好物がなくなったので何処か違う場所へ旅に出たのか?

それならばしょうがない。

もしかして釣られちゃったかな?

ひとつ気になるのは昨年から腕の良さそうなイシダイ釣り師が堤防から盛んに仕掛けを投げ入れていること。

毎回同じ場所に的確にエサを投げ入れている。

岩に引っ掛け、切ったオモリがいくつも沈んでいる。

見つける度にゴミ回収をしてくる。

そのオモリには特徴的なマークがあるので同じ釣り師が投げ入れていることが解かる。

昨年小さなイシダイが釣り上げられるのを見たことがある。

イシダイが釣れると解かれば何度も釣り師はやってくる。

もしかするとダイバーが撮影した大介の動画をユーチュ-ブで見て期待しているかもしれない。

かといって釣りをするなとも言えない。

何処で釣りをしようが何を釣ろうが自由。

イシダイの大介を釣らないで

それでもお願いしたい。

イシダイの大介だけは釣らないで欲しい。

もし釣れてしまったら直ぐにリリースしてやって欲しい。

特徴は60cmほどに大きなクチグロイシダイであること。

縞がハッキリしているのでメスであること。

釣り上げられたら色を黒く変化させるかも。

名札などはついていない。

イシダイの大介は友達的存在

大きすぎるイシダイは味も劣ると聞く。

大介は人懐っこいと魚というより、良き友達という存在。

イシダイ

無事に生き延びていてくれると良いのだが・・・