江之浦ダイビング復活

久しぶりの江之浦

新型コロナウイルス自粛休業で江之浦に潜るのも久しぶり。

2ヵ月以上も休んでしまった。

ダンゴウオのシーズンも見逃し、アオリイカの産卵も見られず、イシダイの大介にも会えず我慢の日々。

そしてついに、江之浦に潜れる日が来た。

江之浦再開

江之浦

エントリーポイントに大型重機を入れて大量のゴロタ石が除かれた。

昨年の台風前の元の江之浦に戻った。

大量の石は右側へ積まれて堤防のよう。

やっぱり石のないエントリースロープは入りやすい。

ロープも新品に替えられた。

洗い場にはコロナ対策のアルカリ水と次亜塩素酸水が用意されている。

透明度3m

風がなく、波が無く、凪が続いているということは?

やはり水中の透明度は良くない。

浅い場所は3mしかない。

久しぶりに見えない江之浦だ。

初夏の江之浦だ。

6月の江之浦だ。

ついに戻ってきた。

帰ってきたイシダイの大介

するとやっぱり来た。

挨拶にきたのはイシダイの大介。

イシダイの大介

遠く見えない海で大介の大きな魚体は迫力。

懐かしそうに直ぐそばまでくる。

元気か?

コロナは大丈夫か?

心配してたんだ?

と言われてる気がする。

イシダイの大介

水温が18℃以上に上がると大介は出てくる。

ダイブコンピューターを見れば水温21℃。

遠く離れず最後まで側にいてくれた。

今年もよろしくな。

釣師に釣られるなよ。

ちなみに帰ってきたのは大介でなくうちらだ。

アカエソとアカヒトデ

アカエソはネコマタギでない?

目立つ魚ではない。

水底に落ちている棒みたいなヤツ。

動かない。

アカエソ

口はアゴ下まで割けて怖い顔。

水中で生で見た色は黒。

でも名前はアカエソ。

ストロボを発光させると

アカエソ

赤っぽくなる。

本当の色は赤い。

ルアーにもよく喰いつくフイッシュイーター。

アカエソ

小骨が多く美味しくないと聞いた。

不味くて猫もまたぐ魚、ネコマタギと呼んでいた。

釣れた時は直ぐに海へリリース。

アカエソ

ところが脂が乗りのりで美味しいらしい。

次回はキャッチ&イートしてみようか。

アカヒトデに寄生

ヒトデの代表的な種類。

関東の海では普通に生息するオレンジ色のヒトデ。

あまり深い深度には生息せず、20mより浅い岩礁地帯でよく見かける。

体は柔らかいようで固い。

しかし時間をかければ柔軟に体を変化させる。

アカヒトデ

この江之浦にいるアカヒトデは奇形のような形をしている。

ほとんど全てと言えるほど、ここのアカヒトデはいびつな形。

写真のアカヒトデは足の付根が太くなっている。

アカヒトデ

白い物が見える。

実は奇形ではなく、貝が寄生している。

名前はアカヒトデヤドリニナ。

白いちいさな巻貝だがヒトデの足がもげるほど大きく育つ。

アカヒトデ

白く見えるのはアカヒトデヤドリニナの巻貝の先端、まだ小さい。

3匹のアカヒトデヤドリニナに寄生されている。

アカヒトデが寄生されて死ぬことはない。

カサゴ4種類

カサゴの保護色

水中で見る実際のカサゴの姿はこんな感じ。

全然目立たない。

遠くからはカサゴいると判断できない。

カサゴ

保護色で見づらいがライトを当てると。

少しは解りやすくなる。

カサゴ

関西ではガシラ、鹿児島方面ではアラカブとも呼ばれる。

白身の魚で刺身、煮つけ、塩焼き、みそ汁、唐揚げなどほとんどの料理に使える。

アングラーにも人気。

エサは動物食、ゴカイ類、カニ、エビなどの甲殻類、魚類などを食べる。

カサゴ

全長は30cmほどになる。

小型のイソカサゴ

イソカサゴはカサゴよりも小型。

大きさは最大で10cmにしかならない。

赤っぽい魚体と白っぽい魚体がいる。

イソカサゴ

下半身に2本の白線が入るイソカサゴも多い。

岩の隙間や窪みの天井などについている。

毒棘いっぱいオニカサゴ

本種オニカサゴ。

ヒレや棘のあちこちに毒がある。

岩の上に動かずじっとエサがくるのを待っている。

オニカサゴ

触ると危ないが大抵はオニカサゴの方から逃げる。

釣りで言うオニカサゴはこの種類とは違う。

100mを越す深海に生息するイズカサゴという種類が釣りで言うオニカサゴ。

味はイズカサゴの方が上。

ミノカサゴとハナミノカサゴの違い

江之浦でもミノカサゴは見るがハナミノカサゴは珍しい。

見た目はミノカサゴもハナミノカサゴもそっくりで判断しづらい。

両方ともあまり逃げず、ヒレに毒がある。

ハナミノカサゴ

触るのはNGだが近くで見るのはOK。

大きなヒレで動きはゆるやか。

写真映えのする魚でダイバーに人気がある。

ハナミノカサゴ

ミノカサゴは関東近辺の魚。

ハナミノカサゴは熱帯性の魚。

簡単な見分け方はウロコが見えるかどうか。

ウロコが見えればミノカサゴ。

ウロコが見えなければハナミノカサゴ。

ハナミノカサゴ
ウロコが見えないハナミノカサゴ

子供は見分けやすい。

ミノカサゴの子供は白く、ハナミノカサゴの子供は黒い。

南方系のハナミノカサゴを江之浦で見ることは珍しい。

どうやら今年は水温が上がるのが早いらしい。