Contents

これで良いのか白鵬のヒジ打ち 反則でないのか?

相撲でヒジ打ちは良いのか?

相撲が面白くない

最近大相撲を見ていない。

相撲フアンなのに何か面白くない。

ニュースに白鳳と安藤の試合が載ってたので読んでみた。

おまけに You Tube まで見てしまった。

やはり腹立たしい。

「かち上げ」と言う名の「ヒジ打ち」

解説では「かち上げ」と言っているがどう見ても「ヒジ打ち」。

白鵬が立ち合いで見せるこの「ヒジ打ち」が何故か好きになれないというか嫌い、見たくない。

白鵬の張り手も相手の目やこめかみを狙うので好きでない。

見ているとイライラする。

白鳳 vs 遠藤戦のヒジ打ち

昨日の白鳳 vs 遠藤戦では2回もヒジ打ちを出していた。

白鵬vs安藤:1回目のヒジ打ち

立ち合いの初めに白鵬が左手で安藤の目の横を張る。

左手に安藤が気を取られた瞬間、白鵬の体重とパワーをかけた右ヒジが安藤のアゴに飛ぶ。

辛うじて耐える安藤。

そしてまわしを取ることも無く2発目のヒジ打ちが同じアゴへ飛んだ。

白鵬vs安藤:2回目のヒジ打ち

安藤は一瞬、脳震とうをおこしたかのように膝から落ちた。

今まで見ている相撲とは違う。

まわしを取って投げ合うのではなく、張り手で相手のこめかみを狙い、ヒジ打ちでアゴまたテンプルを狙う。

プロレスのエルボー。

強い白鵬を見るのは好きだがこれは見たくない。

今まで何回このエルボーで相手を沈めたのか。

白鵬 vs 栃煌山のヒジ打ち

手順は同じ。

左の張り手を相手のこめかみに当てる。

それに気を取られた瞬間に右のエルボーが飛ぶ。

ヒジ打ち

下から右ひじを勢いをつけ相手の顎を狙う。

ヒジ打ち2

当たった後も突き抜けるように。

ヒジ打ち3

これは相撲で言う「かち上げ」とは違う。

白鵬 vs 勢のヒジ打ち

最初に左の張り手を勢のこめかみへ。

勢いの気が張り手にいくと右のエルボーが飛ぶ。

白鵬vs勢のヒジ打ち

下から全体重をかけてアゴを襲う。

白鵬 vs 勢のヒジ打ち2

あたった後もヒジを振りぬく。

白鵬 vs 勢ヒジ打ち3

勢はこの後、脳震とうを起こして倒れた。

「かち上げ」は相手の胸にヒジをあて、相手の上半身を起こす技、狙いはアゴではない。

なんかとっても腹が立つ。

横綱への張り手はタブー?

白鵬に対して同じようにアゴへヒジ打ちを決める力士がいて欲しい。

また白鵬のコメカミめがけて張り手をする力士が見たい。

変な話だが横綱に対して格下のものが張り手を打つのはタブーらしい。

なんだかおかしな話になってきた。

力のある横綱は相手に張り手をしても良いが格下の力士は横綱へ張り手を出してはダメというのはおかしすぎる。

それじゃ白鵬へアゴを狙ったヒジ打ちもタブーなのか?

そもそもヒジ打ちは相撲で反則でないのか?

ヒジ打ちは相撲で反則なのか?

相撲の禁じ手8項目

相撲には反則となる禁じ手がある。

禁止の行為は8つ。

  1. 握り拳で殴ること
  2. 頭髪をつかむこと
  3. 目またはみぞおちなどの急所を突くこと
  4. 両耳を同時に両手のひらで張ること
  5. 前立みつをつかみ、また横から指を入れて引くこと
  6. のどをつかむこと
  7. 胸、腹をけること
  8. 一指、二指を折り返すこと

1、握り拳で殴ること

握りこぶしで殴ってはいけない。

平手で殴ることは認められている、これが張り手。

張り手でも手の基部を使って打つとダメージが大きい、空手で言うところの掌底打ち。

ルール的には、こめかみを狙っても問題ない。

ただ横綱は張り手を使えるが格下が横綱へ張り手を出すのがタブーというのが問題。

最低限、平等にしないとおかしい。

2、頭髪をつかむこと

髪の毛をつかんで投げてはいけない。

これは時々見かける。

その場合、勝っても反則負け。

3、目またはみぞおちなどの急所を突くこと

急所攻撃はいけない。

他のスポーツも同じ。

4、両耳を同時に両手のひらで張ること

両耳を同時に両手のひらで張れば鼓膜が破れる。

片手なら問題ないとうふうに理解できる。

もしかして次は?

5、前立みつをつかみ、また横から指を入れて引くこと

前立てみつとは、まわし、ふんどしの前側で立ての局部を隠してる部分。

そこをつかんでだり、指を入れて引いたら脱げてしまう。

6、のどをつかむこと

のどをつかむとは、のどを締めること。

腕を巻き付けて投げることは問題ない。

7、胸、腹をけること

腹と胸を蹴ってはいけないが足は蹴っても良い。

8、一指、二指を折り返すこと

指を1本または2本を逆ぞりにしてはいけない。

3本だったら大丈夫なのか?

白鵬のヒジ打ちは見たくない

ヒジ打ちは反則でない

以上8つの禁じ手にヒジ打ちについての規定はない。

ということは白鵬のヒジ打ちは反則ではない。

反則でないのなら文句は言えない。

横綱は力士の手本

横綱は力士の手本になるべく心技体であるべき。

強いのが横綱なら迎えてまわしを取って戦って欲しい。

格下の力士が使えない張り手やヒジ打ちをなんで白鵬だけ頻繁に使うのか。

逆ならわかる。

あべこべ。

相撲業界全体でヒジ打ち張り手

反則でないなら格下でも力士全体で使えばよい。

皆がヒジ打ちと張り手ばっかりしたらただの殴り合い、相撲でなくなってしまう。

それを続けたら体重が重くパンチ力もある力士は後に脳細胞を破壊し、命を落とす人間も出てくる。

力士の命を守るためにも頭部へ向けたヒジ打ちはやはり禁止にするべき。

白鵬の張り手とヒジ打ちは見たくない

横綱なら張り手とヒジ打ちは格下へ対して使うべきではない。

張り手とヒジ打ちを白鵬に禁じたら横綱を維持できないかもしれない。

それでも勝てる白鵬が見たい。