今とっても楽しい江之浦のダイビング

江之浦海岸は水温22℃

11月ともなれば紅葉も進む。

コロナ禍で取り止めだった旅行も解禁。

海は今年も暖かい。

温暖化が進む。

小田原市の江之浦海岸は水温22℃。

7月上旬より温かい。

ウエットスーツでも寒くなく潜れる。

カラフルな南の魚たち

そんな海の中は南からきたカラフルな魚たちが混ざり合い楽しい。

白に黄色のトゲチョウチョウウオやフウライチョウチョウウオも今や幼魚から若魚に育とうとしている。

ニセカンランハギやモンツキハギも先月より大きくなった。

黄色なのにベニカエルアンコウ

今年の春に2cmだったベニカエルアンコウ(ベニイザリウオ)も6cmほどに育つ。

深度6メートルにある黄色い大きなザラカイメンを棲家としてからは離れることがない。

ベニイザリウオ

黄色い住居のためチビ助の体も保護色で黄色。

黄色いカエルアンコウなのにベニカエルアンコウ。

ダイバーが近寄るとザラカイメンの奥へ入り、頭を隠す。

洗濯バサミに絡むハナタツ

さらに深度8mでは夏から棲んでいるハナタツがいる。

ハナタツはタツノオトシゴの1種。

目印の洗濯バサミに最近絡むのを覚えた。

写真を撮るには洗濯バサミが邪魔。

ダイバーに見つかりやすい。

近づくと嫌がって背を向ける。

背を向けるだけで見つけるのは難しい。

テングサの中に体を入れたらさすがに見つからない。

今日、このハナタツは何人のダイバーを見たのか。

ハナタツ

魚に見えない魚 オオモンカエルアンコウ

暖かい海が好きなオオモンカエルアンコウ

近年、この江之浦でオオモンカエルアンコウ(オオモンイザリウオ)をよく見るようになった。

昔はほとんど見られなかった。

どちらかというと暖かい南の海に棲む大型に成長するカエルアンコウ。

つかまるのが得意なオオモンカエルアンコウ

泳ぐのは苦手。

運動不足のため泳げば直ぐに疲れてしまう。

その代わり前ビレを手指のように使う。

オオモンカエルアンコウの得意技は待伏せ攻撃

岩やカイメンにつかまりエサが来るまで何日も微動だにしない。

泳いでエサを追うよりも待伏せ。

動かずにスタミナを温存する。

オオモンカエルアンコウは擬態の天才

天才的な擬態能力を持つ。

岩にしか見えない。何処に目があるのか?

それゆえに目の前にいても存在に気がつかない。

ここにいると言われても何処に目があり、口があるのか?解らない。

完全に岩に化ける。

黒とピンク 岩に化ける魚体

釣りも得意なオオモンカエルアンコウ

頭にはエスカーと呼ばれる釣竿を持ち、先端にはルアーがついている。

運悪く目の前を通過する魚をエスカーを振って誘き寄せる。

側に来たなら瞬時に捕食する。

泳ぐスピードは遅いが捕食するスピードは電光石火。

その速さは7/1000秒。

ゴルゴ13の射撃スピードより速い。

オオモンカエルアンコウ

魚に見えない魚 オオモンカエルアンコウ

水中に沈む枯れ木で待ち構えるオオモンカエルアンコウ。

とても魚には見えない。

人間にとって化粧は美しくなること。

オオモンカエルアンコウの化粧は生きるため、周囲の景色に一体化すること。

生きるために腹いっぱい獲物を喰いたい。

オオモンカエルアンコウ

クローズアップして見ても皮膚の擬態は凄い。

獣の皮のごとき。

色々な生物が付着しているように見える。

オオモンカエルアンコウ

まるで岩で出来た怪獣。

とても魚には見えない。

動くオオモンカエルアンコウ

オオモンカエルアンコウが泳ぐ姿はあまり見られない。

また動く姿も珍しい。