江之浦でオオモンカエルアンコウ出現?

イロカエルアンコウと紹介された魚

先週イロカエルアンコウと紹介された魚。

そのまま信じて写真を撮って帰ってきたが何か気になる。

今まで見てきたイロカエルアンコウと何か違う。

何が違うかと写真を見つめてみる。

写真判定

オオモンカエルアンコウ

大きさは10cmほど。

イロカエルアンコウなら成魚には近い。

模様も何か今までのイロカエルアンコウと違い薄い、丸い模様も小さく数多い。

もしかして30cm以上の大型になるオオモンカエルアンコウか?

目印になる第2背ビレ棘も太い。

イロカエルアンコウとオオモンカエルアンコウの違い

ということでイロカエルアンコウとオオモンカエルアンコウの違いを確認。

イロカエルアンコウとオオモンカエルアンコウの子供は似ている。

見た目が似すぎて見分けるのが難しい。

イロカエルアンコウとオオモンカエルアンコウの大きさ

イロカエルアンコウの大きさは15cmほどに成長。

オオモンカエルアンコウ30cm以上になる。

30cmの大きさになればイロカエルアンコウでなくオオモンカエルアンコウと判断がつく。

けれど15cm以下の大きさでは難しい。

イロカエルアンコウとオオモンカエルアンコウの生息域

イロカエルアンコウもオオモンカエルアンコウも房総半島から南の熱帯域まで生息する。

水深75mより浅い岩礁域、サンゴ礁域に棲む。

主にカイメンに擬態をし、カイメンに寄り添うように体を固定し、エサの小魚が目の前にくるのを待ち伏せている。

第2背ビレ棘が違う

カエルアンコウの背ビレは他の魚と呼び名が違う。

釣竿なるエスカが1本目の背ビレの棘なので第1背ビレ棘。

サイのような1つ目の角が第2背ビレ棘。

2つ目の角が第3背ビレ棘。

その後ろにあるのが背ビレ。

カエルアンコウ

 

このサイのような角のような第2背ビレ棘がオオモンカエルアンコウは厚く、イロカエルアンコウは薄い。

イロカエルアンコウ

胸ビレ軟条の数で判断

胸鰭の軟条と言われる指の数が違う。

イロカエルアンコウの軟条数は9~11、主に10本。

 

オオモンカエルアンコウの軟条数は11本。

大きくなると汚くなる

1cmほどの大きさならイロカエルアンコウもオオモンカエルアンコウも綺麗で可愛い。

イロカエルアンコウ
イロカエルアンコウ 大きさ8mm

けれど両種とも大きく成魚に近づくと見た目が汚く見える。

カイメンに擬態をするため皮膚の表面にイボやコケのようなものが出来たり、色も黒、黄、グレー、エンジ、茶、ベージュなどの単色または付着したゴミの色になる。

イロカエルアンコウ

今回の疑惑のカエルアンコウは10cmとイロカエルアンコウなら成魚に近い。

オオモンカエルアンコウの選別ポイント

10cmの大きさのオオモンカエルアンコウは体の汚れが違う

そう考えればイボや汚れが出てくる頃。

10cmのイロカエルアンコウなら成魚、イボや汚れが出ている。

10cmのオオモンカエルアンコウならまだ子魚、皮膚に汚れはない。

もういちど疑惑のカエルアンコウを見てみる。

オオモンカエルアンコウ
疑惑のカエルアンコウ

10cmの魚体はキレイで汚れなし

大きさ10cmでイボはない、汚れもない。

表皮はまだキレイなまま。

子供のようにキレイ。

第2背ビレ棘も厚い。

あとは胸ビレの指が11本あればオオモンカエルアンコウと断定できる。

けれど胸ビレの指はハッキリしない。

でもたぶんオオモンカエルアンコウだと思う。

次回は胸ビレもハッキリ撮影しよう。