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魚へんの漢字、めとわから始まる魚

一文字の漢字

湯飲み茶碗の魚文字

湯呑み茶碗に刻まれた魚へんの文字。

見いってしまう。

読める文字と読めない文字。

漢字一文字の魚の名前。

解からぬ文字の読み方は?

今回は最終回、「め」と「わ」から始まる魚へん1文字漢字をご紹介。

「あ」~「む」までの魚へんの漢字

「あ」から始まる魚へんの漢字はコチラ

「い」はコチラ

「う」「え」「お」はコチラ

「か」はコチラ

「き」「く」「こ」はコチラ

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「す」「せ」コチラ

「た」コチラ

「ち」と「と」コチラ

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「め」と「わ」から始まる魚へんの一文字漢字

鮴 メバル

鰙 ワカサギ

鰐 ワニ

「め」から始まる魚へんの漢字

鮴 メバル

通常は漢字で目張とも、眼張とも書く。

北海道から九州にかけて岩礁帯に生息する30cmほどの魚。

目が大きく、夜行性で視力が良い。

メバル
ホバーリング中のメバル

イソメやエビなどの小動物や小魚など動く生物をエサとし、外形はカサゴに似ている。

捕食するときは水底から50cm離れた場所で上を向いてホバーリングし、上部を通過するエサを襲う。

白身の淡白な魚で美味。

刺身、焼もの、煮もの、から揚げ、汁もの、カルパッチョ、アクアパッツア、ムニエル、炊き込みご飯で食べる。

メバル本種は2008年にクロメバル、アカメバル、シロメバルの3種類に分けられた。

その他にタケノコメバル、ウスメバル、トゴットメバル、キツネメバル、ウケグチメバル、エゾメバル、ハツメ、ヤナギノマイ、クロソイ、シマゾイなど種類も多い。

「わ」から始まる魚へんの漢字

鰙 ワカサギ

ワカサギは漢字で公魚とも書く。

徳川幕府に霞ケ浦のワカサギが年貢として献上され、公儀御用魚となった過去がある。

北海道から鹿児島までの大川や湖、内湾、汽水域に生息する冷水性の小魚。

ワカサギ

水質汚染にも強く食用になるため全国の湖などに放流された。

プランクトンなどの小動物をエサとする。

一生淡水で生活するワカサギとサケのように海へ下り産卵のために遡上する降海遡上型のワカサギがいる。

ワカサギは通常1年魚だが北海道には2~3年生きるやや大型になるワカサギも生息する。

天ぷら、フライ、から揚げ、南蛮漬け、マリネ、甘露煮、干物などで食べられる。

鰐 ワニ

ワニは通常、水辺や水中にいる肉食の爬虫類であるアリゲーターやクロコダイルのことをいう。

また広島の一部と島根県と鳥取県の山陰地方の方言でサメをワニと呼ぶ。

ここではサメについて説明する。

通常用いるサメの漢字は鮫。

軟骨魚類の多くのサメは卵胎生で体内で孵化した後に子供を産む。

一部の種類を除き、泳ぎ続けてエラに水を通さないと酸欠で死んでしまう。

ネコザメ
動かなくても呼吸のできるネコザメ

嗅覚が優れる他、顔前部にあるロレンチーニ器官で100万分の1ボルトの電圧を感じ、エサの状態を感知する。

刺身、焼もの、煮もの、天ぷら、フライ、炊き込みご飯、ハンバーガーなどで食べられている。

食用にしているサメの種類はネズミザメやアオザメ、シュモクザメ、メジロザメ、オナガザメ、アブラツノザメ、ホシザメ、シロザメ、ネコザメなど20種類ほど。