不漁のサンマ

サンマが食べたい

秋だというのに今年はサンマを食べていない。

7月にサンマ流し刺網漁が始まったがり、魚屋にサンマの姿がない。

水揚げが少なく、店頭に回ってこない。

原因として回遊サンマの減少が話題となった。

8月を過ぎ9月に入っても水揚げは低いままだった。

中国船と台湾船が日本近海に回遊してくる前のサンマを公海で取りすぎていることが原因のひとつと考えられている。

相模湾の知り合いの船長は毎年11月に入るとサンマが相模湾に入ってくると言っている。

サンマの回遊はいくつものスクールがあるらしい。

サンマも高いがニシンも高い

どちらにせよ「サンマは安いがニシンは高い」というバカボンのパパの言葉を今は使えない。

サンマも高いがニシンも高い。

西武デパートで8月にはサンマ1匹千円近い値段がついていた。

サンマも今年は高級魚の仲間入り。

焼サンマが食べられない、とうぜん刺身などもってのほか。

また、店頭に並んでいるサンマは小さく痩せている。

お腹ポッコリ、口と尾ビレの先が黄色い脂の乘ったサンマに出会えない。

サンマ

サンマ流し刺網漁

9月からはサンマ棒受網漁が始まり、9月末にサンマ流し刺網の漁期は終わる。

流し刺網漁はサンマの群れを見つけて刺網を海に浮かべて流す。

泳いできたサンマが網に絡まり、船上に水揚げされる。

出漁する船は小型船と決まっている。

サンマ棒受網漁

サンマ棒受網漁は夜に操業する。

サンマの群れを見つけ、強力なライトでサンマを船の左舷に集める。

十分集まったら右舷に棒受け網をおろし、右舷にもライトを点ける。

左舷のライトを順番に消していき、右舷へサンマの群れを誘導する。

最後にライトを消し、赤色灯を点けるとサンマは水面に集まってくる。

棒受け網を巻き上げ漁獲する。

出漁する船は漁の仕掛けから大型になる。

サンマ不漁の原因は

9月になっても水揚げは思うようにいかない。

10月に入っても水揚げは低いまま。

サンマの群れが少なすぎる。

地球の温暖化、海水温の上昇、黒潮の蛇行などあらゆる原因が考えられる。

このまま今年はサンマを食べないで終わるのか。

コロナは関係ないけどサンマの水揚げまでコロナのせいにしたくなる。

サンマが食べられる

北海道沖でサンマが獲れはじめた

ところが数日前から北海道沖でサンマが獲れ始めた。

水揚げされた漁港では1匹100円でサンマが食べられる。

サンマ

数日すれば関東にもサンマが運ばれてくる。

サンマの塩焼き、思うだけで生唾が出てくる。

サンマの塩焼き

表面の皮はカリっと焼き上げ香ばしく、中身はジューシーに熱々のごはんと一緒に口に運ぶ。

箸を入れると熱々の湯気が出てくる。

大根おろしをそろりと乗せて、軽く醤油をかけたら最高。

サンマの塩焼

次は腹側、皮ごと内臓をつまんで口の中に入れる。

脂とジューシー、そしてわずかな苦みがサンマの味を思い出させる。

サンマは胃の無い魚

サンマは胃の無い魚、口から腸まで一直線で餌を食べても20~30分で消化してしまう。

ゆえに内容物が少なく内臓まで美味しく食べられる。

ときおり見える赤い小さな細長いのはラジノリンクス、食べても問題はない。

もうすぐ安いサンマが店頭に並ぶ

もうすぐ太ったサンマが魚屋の店頭に並ぶ。

口と尾の先が黄色いお腹のポッコリした脂の乘ったサンマ。

サンマの塩焼

是非、今晩は焼きサンマで食卓を飾りたい。

サンマは安いがニシンは高いという言葉が蘇ってくる。

サンマ
10/22のスーパーマーケット、1匹159円、2匹599円、安くなってきた~