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八重根も有名なダイビングポイント
八重根港
八重根は底土とは島の反対に位置するポイント。
今は使用されていない八重根の小さな港にある。
港の堤防で囲まれているので波も少ない。
船着場のスロープからロープを使用してエントリー、エキジットできる。
エントリー
エントリーすれば水深3m。
潜降すると透明度は20m弱。
堤防に沿って入江を左側へ出て行く。
深度は6mに落ち、沖へ向かってゆっくりと深くなる。
所々に点在する大きな根は生物たちの棲家。
水面近くをムロアジの群れが泳ぐ。
時よりツムブリやカンパチなどの青魚も回遊。
アオウミガメも生息。
アオウミガメが多い八丈島の海
三又、ナズマドとここ八重根と八丈島3箇所のポイント全てでアオウミガメを見ることができた。
近年、八丈島のアオウミガメが増えているように思う。
ビーチダイビングで簡単にアオウミガメを見ることができるポイントは日本でも八丈島ぐいらいなのではないだろうか?
八重根のナビゲーション
たどるコースは2パターン
八重根は堤防沿いを沖へナビゲーションしていくパターン。
南へ向け水深18mにあるアーチに向かうパターン。
大きく2方向へのナビゲーションパターンがある。
最大水深は24m、流れはない。
ウミウシも楽しい八重根
魚の種類も多いがウミウシの種類も多い。
真っ白でハート型の模様を持つシロタエイロウミウシ。

電気の走った模様のパイナップルウミウシ、さらに交尾シーンと産みたての卵。
小型だが色が綺麗なアデヤカミノウミウシ。
地味な色で目立たない名前のカッコ良いセンジュカンノンウミウシ。
など他にも心揺すられるウミウシたちが目を癒してくれた。
夏の八丈島なのにやっぱり冷たい
水温はここも低め、水面22℃。
深度18mでは水温18℃。
寒くてすぐに浅い水深へ戻ってしまった。
冷水塊は夏の八丈島全体を覆った。
陸上は30℃と熱く、海はひんやりと冷たい、そして凪。
水は蒸発し、蒸気は海面を漂い、風がないので八重根の海にも広く靄がかかる。
せっかくの夏の八丈島、例年の水温27℃透明度40mの海に逢いたいのだが・・・