福浦は真鶴のふもと
今日は神奈川県足柄下郡湯河原町福浦へ潜りに行ってきました。
ここは伊豆の入り口、神奈川県と静岡県の県境に位置します。
真鶴半島のふもとで静岡県側、福浦の港をさらに奥に入った入江です。
昔の福浦
昔はダイビングサービスもシャワーもなく、公衆トイレだけがあり、ダイバーが勝手にタンクを持参して潜っていた場所です。
現在の福浦
現在はこのポイントを管理する福浦ダイビングサービスがあるので温水シャワー、器材洗い場、更衣室、タンクのレンタルなどができる場所となっています。
駐車場から海へ向かって短い階段を降り、コンクリートのスロープを下ると直ぐにエントリーポイント
エントリー口からロープが張られ水中へと繋がってガイドロープが続くのでロープ沿いに移動すればナビゲーションも比較的簡単なポイントです。
遠浅の海
岸から200mほど移動した場所にはサンゴイソギンチャクの群生地があり天然記念物に指定されています。
遠浅の海で沖へ出ても12m、ダイバーにとってはエアーも残るポイントなので初心者の人の講習などによく使われています。
水底の地形は岸近くは大きな岩がゴロゴロしており、沖へ進むに従って石は小さくなり深度6~7mで砂地になります。
本日の福浦
水温は24~25℃
本日の水温は24~25℃もあり夏到来、魚達も元気にエサを啄んだり、恋の相手を誘ったり、ラブラブ中のカップルも数多く見かけました。
わたしも今日からウエットスーツデビューです。
エントリー早々、深度3mの浅い岩の隙間に20cmにもならないクエの子供がいるのにはちょっと驚き!

今までで最小のクエ発見
その後、深度4mで1.2kg位のヒラメに遭遇、ラブラブ中のネンブツダイやクロホシイシモチを狙っていたようです。
また今日も珍しいキイロウミコチョウの泳ぐ姿を見ちゃいました。
暑いので盆踊りでもしていたのでしょうか?
浅い岩場は魚がいっぱい
沖の砂地に出ると魚はやや少なめ、浅い岩場の方が沢山の魚達がエサやカップルの相手を捜しているようです。
それでも深度10mでアオリイカの卵からはハッチアウトする子供たちも見ることが出来ました。
ソラスズメダイも巣作りに専念して青い体を黒く染め砂を掘ってはメスを誘っています。
関東の海にも夏がきました。
どうぞ体を冷やしに海へ行きましょう。