スキンダイビング潜降直前のテクニック
水面を泳ぐのに慣れましたか?
マスクの装着感、スノーケルクリア、フィンのかき方も楽になりましたか。
背の立たない深い場所でも恐怖感無くスノーケリングできるようになったらいよいよスキンダイビングで潜って見ましょう。
まずは背のギリギリ立てる浅いところで練習してみましょう。
息を長く止めていると苦しくなるのは二酸化炭素が大きく影響し、体力を使うことでも、脳を使うことでも二酸化炭素が増えるで話は以前しましたね。
その事も頭に入れながら次のステップを読んでください。
動きを止め、落ち着く
最初は水面で休んで動きを止め気持ちを落ち着かせます。
もちろんこの時の姿勢は楽に休める休息の姿勢で浮きます。
体の中の二酸化炭素をできるだけ減らすために動きを止め休むのです。
また脳が酸素を使わないように気持ちを落ち着かせ、潜降のイメージトレーニングができたら何も考えないようにします。
息を止める直前の呼吸は
大きくゆっくりした呼吸、深呼吸をさらに大きくゆっくりしたような呼吸を数回行って気持ちを落ち着かせてください。
大きく吸うだけではなく、吐くときもできるだけ沢山吐いて肺の中の二酸化炭素を新鮮な空気と交換するようにします。
この大きな新鮮な空気の換気する呼吸は数回までにしてください。
10回とか20回とか数多くは絶対にしないでください。
息を長く止めても苦しくなくなり、最後水面に戻る時に失神してしまうことが有るからです。
気持ちを落ち着かせるため数回の大きなゆっくりした換気する呼吸であれば問題ありません。
息を止めて潜降
次に大きく息を吸って、息を止めて潜降です。
潜降中は息を止めていますのでスキンダイビングのことを別名「息こらえ潜水」と呼ぶこともあります。
潜降中は少しづつ息を吐いた方が長く息を止めていられるという話が言われてたことがありますがそれは間違いです。
吐いた息の中にも酸素は残っていますので息は止めていた方が酸素を多く使用できます。
息を吐いても良いのは素面に到着してから、または水面に到着する直前に息を吐くことは問題ありません。
基本的な息を止めている考え方は水中に潜っている間は息を止め続け、水面に到着して呼吸ができるようになったら息を吐きます。
次のステップは潜降の仕方です。