ぼたもちとおはぎを作る

お彼岸に先祖へのお備え

突いた米をあんこでくるむぼたもちおはぎ

甘いあんこでホッペが落ちる。

砂糖が貴重だった昔、ぼたもちやおはぎは贅沢な食べ物だった。

春と秋の年に2回あるお彼岸の日に先祖へのお備え、また自分たちで食べるために作った。

うるち米作る?それとも、餅米で作る?

3つのパターンがある。

日常食べているお米のるち米と餅米を混ぜて炊いて作る。

うるち米だけを炊いて作る地方もある。

餅米をだけを蒸して作る地方もある。

地域によって様々。

特に定義はなく自由。

生まれ育った土地で伝わった方法がその人の味。

うるち米と餅米を混ぜる理由

餅米だけのぼたもちやおはぎはモチモチ感が良い。

けれど冷えれば硬くなる。

うるち米を混ぜると冷えても柔らかい。

うるち米を混ぜる割合も地域により様々。

決まりはなく、好み。

米を完全に潰さない

米を炊きあげ、米粒が残る程度にすりこ木棒などで潰す。

うすときねを使わず手軽で静かに作れる。

潰した米を食べやすい大きさに丸める。

あんこでくるめば出来上がり。

あんこは漉しあん?それとも粒あん

春彼岸は漉しあんで作るぼたもち

あんこは小豆(あずき)から作る。

春の彼岸に小豆は収穫から半年以上過ぎている。

煮ても小豆の皮は固く残る。

皮を濾してあんこを作った方が柔らかく美味しい。

春彼岸のぼたもちは漉しあんで作った。

秋彼岸は粒あんで作るおはぎ

秋の彼岸の頃は収穫したての小豆が入手できる。

小豆を煮れば皮も柔らかく香ばしい。

皮の入った美味しいあんこが出来る。

秋のおはぎは粒あんで作った。

現代では1年中漉しあんも粒あんも出来るので自由に作られる。

牡丹餅と御萩

漢字でぼたもちは牡丹餅、おはぎは御萩と書く。

ぼたもちは牡丹の花

春に咲く大輪の牡丹。

その花にちなんで牡丹餅と書いた。

牡丹の花に似て丸くやや大きめ。

おはぎは萩の花

秋に咲く萩。

その花にちなんで御萩と書く。

萩の花に似て俵型でやや小さめ。

その違いは各地方や時期によって変わり色々な主張がある。

地方によるぼたもちとおはぎの違い

春と秋で名前が変わるぼたもちとおはぎ

春の彼岸に咲く牡丹の花にちなんだ牡丹餅。

秋の彼岸に咲く萩の花にちなんだ御萩。

あんこで名前が変わるぼたもちおはぎ

ぼたもちは粒あん。

おはぎは漉しあん。

大きさで名前が変わるぼたもちおはぎ

大きめなのがぼたもち。

小さめなのがおはぎ。

形で名前が変わるぼたもちおはぎ

丸いのがぼたもち。

俵型がおはぎ。

米の種類で名前が変わるぼたもちおはぎ

主に餅米で作るのがぼたもち。

主にうるち米で作るのがおはぎ。

きな粉が有るか無いかで変わるぼたもちおはぎ

小豆あんだけを用いたのがぼたもち。

きな粉を掛けたものがおはぎ。

米の搗き方で名前が変わるぼたもちおはぎ

餅のように完全に餅を搗いたのがぼたもち。

米粒が残る程度に搗いたのがおはぎ。

ぼたもちとおはぎの定義は有って無いに等しい

地域によってはこれとまったく逆のパターンもある。

昔は各家庭で作られ、その家ごとに違いがあった。

ぼたもちとおはぎは、基本的には同じもの。

ぼたもちとおはぎの定義は有って無いに等しい。

ぼたもちとおはぎの違いはこれからも変わる。