Trevallyとは?
トレヴァリィーって何ですか?とよく聞かる。
1m以上にもなる大型のアジのことですと答えている。
アジ
通常アジの仲間は英語で「Jack(ジャック)」と呼ばれる。
魚のアジの仲間の見分け方は尾びれの付け根にゼイゴが有るか無いかで判断。
ゼイゴがあればアジの仲間。
ゼイゴとは尾の付け根にある尖った鱗が繋がって並んでいる部分。
大型のアジの仲間はエサである小魚の群れに突進してこのゼイゴで小魚を叩き失神させて食べる。
アジの仲間でないサバは英語で「Mackerel(マッカレル)」
サワラは「King mackerel(キング マッカレル)」と呼ぶ。
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名前にTrevallyのつく魚
代表はロウニンアジ
Trevallyトレヴァリィーでもっとも代表する魚はロウニンアジ。
ロウニンアジを英語で「Giant trevally(ジャイアント・トレヴァリィー)」と呼び、略した愛称「GT」とも呼ばれている。
世界で一番大きくなるアジで全長180cm、体重80kg、寿命は50年以上、世界中の熱帯、亜熱帯の海に棲み、主に100mより浅い場所に生息している。
子供は秋になると黒潮に乗って関東近辺にもやくる。
銀色に輝くのでメッキ(ロウニンアジ、カスミアジ、ギンガメアジ類の子供)と呼ばれる。
残念ながら冬の低水温では生息できず、越冬は出来ない。
Trevallyの御三家
Trevallyの御三家はロウニンアジの他にカスミアジとギンガメアジ。
カスミアジは「Bluefin trevally(ブルーフィン・トレヴァリィー)」と呼ばれ、陸上に釣り上げたばかりの魚体は海の宝石と言われるような綺麗な色をしている。
ギンガメジは「Big eye trevally(ビッグ アイ トレヴァリィー )」と呼びたいのですが魚体が巨大にならないためか「Big eye jack(ビッグアイ・ジャック) 」または 「Horse-eye jack(ホースアイ・ジャック)」と呼ばれている。
他のアジの名前
他にもアジの仲間の英語名を調べてみた。
Trevallyがつくもの
シマアジ=「White trevally」
カイワリ=「Whitefin trevally」
ホシカワリ=「Gold spotted trevally」
ナンヨウカイワリ=「Island trevally or Ferdau’s trevally」
イトヒラアジ=「Shadow trevally」
テンジクアジ=「Coachwhip trevally」
ミナミギンガメアジ=「Tille trevally 」
クロヒラアジ=「Blue trevally」
Jackがつくもの
ブリ=「Japanese amberjack」
ヒラマサ=「Amberjack or Yellowtail」
カンパチ=「Great amberjack」
ヒレナガカンパチ=「Almac jack」
マアジ=「Japanese jack mackerel」
両方つかないもの
ブリモドキ=「Pilot fish」
ツムブリ=「Rainbow runner」
などなど。