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ムラサキウミコチョウ、ミアミラウミウシの季節
ウミウシ5種類
沖の三角岩が目標地点
1時間半の休憩後、2ダイブ目のエントリー、浜には早くも菜の花が咲く。
1ダイブ目の引き返し地点、パンダ岩まで直行。
この先が2ダイブ目の探索課題。
途中キンギョハナダイの子供が目立つ。
透明度は相変わらず良い感じ。
魚はやや少なめでもよく見えるので気持ちが良い。
冬はナマコやウミウシが多く出る時期。
小さなものもいるので水底近くをゆっくりゆっくり捜す。
青色で目立つアオウミウシ
ハッキリ目立つ青いアオウミウシが所々にいる。
![](https://trevally.jp/wp-content/uploads/c33f5408a68c6a62a793fc168734a90d.jpg)
若い個体ばかりでやや小さめ。
青だけでなく黄色の縁取りや線と点、オレンジ色の目と赤と白の鰓も綺麗。
伊豆近辺ではよく見られるポピュラーなウミウシ。
とっても小さなキイロウミコチョウ
![](https://trevally.jp/wp-content/uploads/7825b1a8b8cb1e61530320e29a5415bd.jpg)
キイロウミコチョウも所々にいる。
こちらは米粒より小さい、慎重に捜さないと見落とす。
黄色で目立つが極小。
フィンで蹴ればたちまち何処かへ飛んでいく。
キイロウミコチョウは水底を這うだけではなく、中層を泳ぐときがある。
スカート全体を広げ、全身を上下に屈伸させて泳ぐ姿は、まるでスパニッシュダンサー。
見られたら超ラッキー!
親戚?ムラサキウミコチョウ
深度16m、沖の三角岩にムラサキウミコチョウが定住している。
キイロウミコチョウも小さいがムラサキウミコチョウも小さい。
動き回るキイロウミコチョウに比べ、ムラサキウミコチョウはあまり動かない。
![](https://trevally.jp/wp-content/uploads/ef5d402cc51d6898026d3e460968e2d6.jpg)
というかほとんど定位置。
一度見つけると数ヶ月その岩に定着することが多い。
移動する時は1日に10mほど移動する。
ど派手なミアミラウミウシ
先月もこの岩にいた凄い色合いのウミウシ。
名前はミアミラウミウシ。
![](https://trevally.jp/wp-content/uploads/c2a8a3d72c961e82993ed8478863a6ba.jpg)
なかなか毒々しいケバイ色。
白に、黄色に、青に、紫に、エンジ色に、オレンジ色と、とっても派手。
何のための発色?
きっと毒があることをわざと目立つ色で表現している。
こんなドレスを着るには度胸がいる。
動画は獅子舞のように見えるミアミラウミウシ。
面白い顔。
獅子のようで、龍のような、鬼のような、牛のようなミアミラウミウシ。
小さいヒロウミウシ
![](https://trevally.jp/wp-content/uploads/443ddf49d54b97a8496dfcef399d56d5.jpg)
さらに左下に小さなウミウシを発見。
大きさは7mmほど、フサフサがあり、ピンク色。
名前はヒロウミウシ。
左へ向いたピンクの濃い2本のフサフサは触手。
毛みたいなものが着いている。
ヒロウミウシの動画。
冬2月の海、ウミウシを5種類見られて満足。