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ムラサキウミコチョウ、ミアミラウミウシの季節

ウミウシ5種類

沖の三角岩が目標地点

2月江之浦でのダイビング、No,103より続き。

1時間半の休憩後、2ダイブ目のエントリー、浜には早くも菜の花が咲く。

1ダイブ目の引き返し地点、パンダ岩まで直行。

この先が2ダイブ目の探索課題。

途中キンギョハナダイの子供が目立つ。

透明度は相変わらず良い感じ。

魚はやや少なめでもよく見えるので気持ちが良い。

冬はナマコやウミウシが多く出る時期。

小さなものもいるので水底近くをゆっくりゆっくり捜す。

青色で目立つアオウミウシ

ハッキリ目立つ青いアオウミウシが所々にいる。

アオウミウシ

若い個体ばかりでやや小さめ。

青だけでなく黄色の縁取りや線と点、オレンジ色の目と赤と白の鰓も綺麗。

伊豆近辺ではよく見られるポピュラーなウミウシ。

とっても小さなキイロウミコチョウ

キイロウミコチョウ

キイロウミコチョウも所々にいる。

こちらは米粒より小さい、慎重に捜さないと見落とす。

黄色で目立つが極小。

フィンで蹴ればたちまち何処かへ飛んでいく。

キイロウミコチョウは水底を這うだけではなく、中層を泳ぐときがある。

スカート全体を広げ、全身を上下に屈伸させて泳ぐ姿は、まるでスパニッシュダンサー。

見られたら超ラッキー!

親戚?ムラサキウミコチョウ

深度16m、沖の三角岩にムラサキウミコチョウが定住している。

キイロウミコチョウも小さいがムラサキウミコチョウも小さい。

動き回るキイロウミコチョウに比べ、ムラサキウミコチョウはあまり動かない。

ムラサキウミコチョウ

というかほとんど定位置。

一度見つけると数ヶ月その岩に定着することが多い。

移動する時は1日に10mほど移動する。

ど派手なミアミラウミウシ

先月もこの岩にいた凄い色合いのウミウシ。

名前はミアミラウミウシ。

ミアミラウミウシ

なかなか毒々しいケバイ色。

白に、黄色に、青に、紫に、エンジ色に、オレンジ色と、とっても派手。

何のための発色?

きっと毒があることをわざと目立つ色で表現している。

こんなドレスを着るには度胸がいる。

動画は獅子舞のように見えるミアミラウミウシ。

面白い顔。

獅子のようで、龍のような、鬼のような、牛のようなミアミラウミウシ。

小さいヒロウミウシ

ヒロウミウシ

さらに左下に小さなウミウシを発見。

大きさは7mmほど、フサフサがあり、ピンク色。

名前はヒロウミウシ。

左へ向いたピンクの濃い2本のフサフサは触手。

毛みたいなものが着いている。

ヒロウミウシの動画。

冬2月の海、ウミウシを5種類見られて満足。