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警戒心強いクダゴンベとチンアナゴの黒丸
ダイバーに人気のクダゴンベ
網目模様のクダゴンベ
岩陰を覗くと赤いソフトコーラルの上にちょこんと座った一匹の小さな魚。
![クダゴンベ](https://trevally.jp/wp-content/uploads/kudagonnbe.jpg)
口は突き出て細長く、体には赤の網目模様。
人気者の魚、クダゴンベ( longnose hawk fish )。
恥ずかしがり屋のクダゴンベ
![クダゴンベ02](https://trevally.jp/wp-content/uploads/kudagonnbe02.jpg)
恥ずかしがり屋の魚、すぐ隠れてしまう。
このクダゴンベもシャッターを切ったとたんにサンゴの間に消えてしまった。
英語では hawk fish 、つまり鷹のような魚。
チンアナゴの黒丸と肛門
砂地にニョロニョロ
深度24m、壁の上にあがると白く広がる砂地。
静かに止まって見渡す。
すると砂地の中からニョロニョロ出てくるものが。
太さはボールペン程、白地に黒い点がある。
チンアナゴ
これも人気者、チンアナゴ( spotted garden eel )。
![チンアナゴ](https://trevally.jp/wp-content/uploads/chinanago.jpg)
ガーデンイールと言った方が解かるかもしれない。
ガーデンイールの仲間は外敵から身を守るため砂地に隠れている小型のアナゴ。
外敵がいなければ穴から顔を出し周囲を偵察。
安全の確認ができると体をニョロニョロだしてエサを捜す。
エサはプランクトン
エサは流れにのってくる小さな浮遊物。
いつも流れに向って頭を持ち上げている。
穴から出した上半身をユラユラを揺らしながらエサを捜す。
長さは40cm前後、適応水温23℃以上、南の暖かい海が生息地。
ガーデンイルが棲んでいる場所は深度10~40m、水底に棲むための柔らかい砂地がある場所。
更に流れがありプランクトンが摂餌できること。
ほとんどのガーデンイールは一匹だけではなく群生していることが多い。
臆病なので外敵の気配を感じると直ぐに砂地に隠れる。
Be quiet !チンアナゴ
水底で膝立になり、手の動きを止めて、息を吐くのも静かに少しづつ、出来るだけプレッシャーを与えないよに気を配る。
少しの間一切の動きを止めてに静かに待期。
すると砂地から出てくる。
目の下に大きな黒点が目立つ。
チンアナゴの肛門を隠す5つ目の黒点
下側にもう一つ大きな黒点がある。
![チンアナゴ02](https://trevally.jp/wp-content/uploads/chinanago02.jpg)
更にもっと全体が出てくると腹の真ん中に黒点がある。
チンアナゴの肛門はこの5つ目の黒点の中にある。
東京都押上にあるスカイツリーにある「すみだ水族館」にこのチンアナゴが飼育されている。
そこにはチンアナゴの肛門とお腹の黒点についての解説がある。
ダイビングではそこまで長く伸びたチンアナゴを見た事がない。
肛門を隠す5つ目の黒点。