シリコンアレルギー

シリコンアレルギーとダイビング

受話器の向こうからの声、相談の内容はシリコンアレルギーになってしまったのだがダイビングをすることが出来るかという質問だった。

しばらく耳にしなかった言葉、シリコンアレルギー

世の中には色々な物体がある。

どの物体にも人によってはアレルギー反応がでる可能性がある。

そのひとつがシリコンアレルギー

肌とシリコンゴムの接触部が赤く腫れたり、湿疹や痒みが生じる。

接触さえしなければ問題は起こらない。

黒いネオプレーンゴム

昔、ダイビングマスクは黒いネオプレーンゴム(クロロプレーンゴム)で作られていた。

今のような透き通った明るいダイビングマスクや色の着いた綺麗なダイビングマスクはなく、女性でも男性でも年齢に関係なくダイビングをする人は皆黒いダイビングマスク。

全員泥棒のような黒いダイビングマスクをつけていた。

海へ潜るために今のようにダイビングマスクの色を選ぶことはできなかった。

最初のシリコンマスク

そして海外の某ダイビングメーカーが白い不透明なダイビングマスクを作った。

黒いダイビングマスクが並ぶな中、その白いダイビングマスクはとても目立つ。

それがシリコン製のマスクだった。

ついに女性用のダイビングマスクが誕生したか?と思ったが違った。

シリコンはゴムアレルギー対策

メーカーしてはネオプレーンゴムにアレルギーがある人のためにシリコン製のマスクを作った。

肌とネオプレーンゴムが接触し続けると腫れ、痒み、湿疹など生じる人がいる。

そのような人でもシリコンゴムで出来たダイビングマスクを装着すればアレルギーが生じない。

当時の値段で11,000~14,000円、普通のマスクが4,000円前後だったのでとても高価なダイビングマスクだった。

それから10年ほどでダイビングブームになった。

ダイビングマスクがシリコン製になったのは

女性のダイビング人口が増えダイビング器材も黒一色からカラーを選べるダイビング器材に変わっていった。

シリコンマスクの値段は高いけれど色が綺麗でネオプレーンゴムに比べ耐久性が4~5倍、長持ちするという触れ込み。

値段は高いが丈夫で色が選べるシリコンマスク。

黒いネオプレーンゴム製のダイビングマスクはだんだん使用されなくなり、シリコン製の綺麗なダイビングマスクが主流になっていった。

黒いダイビングマスクが好きな人のためには黒いシリコン製のダイビングマスクが作られ使用されるようになった。

今ではシリコンゴム(シリコーンゴム)のカラーバリエーション豊富なダイビングマスクを選ぶのがあたり前、逆にネオプレーンゴムのダイビングマスクが無くなった。

シリコンアレルギーの人にはネオプレンゴムのダイビングマスクが使用できると聞いている。

使う前にネオプレンゴムを肌にあて、かぶれないか試してみると良い。

アンシリコン製のダイビングマスク

ネオプレーンゴムのダイビングマスクを捜す

ダイビングメーカーのマスクを調べる。

日本アクアラング社、全てシリコンゴム製。

タバタ社、全てシリコンゴム製。

マレス社、全てシリコンゴム製。

ビーイズム社、全てシリコンゴム製。

SAS社、全てシリコンゴム製。

日本潜水機社、全てシリコンゴム製。

キヌガワ㈱にネオプレーンゴム

そして最後にキヌガワ社へ電話を入れて確かめるとラバーという名前でマスクは1種類、スノーケルは2種類のネオプレーンゴムで出来た商品があった。

相談された方にこの事を紹介すると喜んでいた。

シリコンアレルギーになる人は稀である。

けれどゼロではない。

ある年齢から突然アレルギーの反応がでる人もいる。

もしシリコンアレルギーになってしまったらネオプレーンゴムで作られたダイビングマスクを試してみると良い。

レギュレターのマウスピースは

ちなみにレギュレターのマウスピースも各メーカー揃ってシリコンゴムになっている。

日本アクアラング社もシリコンゴムだが塩化ビニールで出来たマウスピースも販売していた。

塩化ビニールのマウスピースなら大丈夫。

シリコンアレルギーの人でもスキューダイビングを楽しむことが出来そうだ。

シリコンアレルギーでダイビングをするには

もしシリコンアレルギーになってしまったならネオプレーンゴムのダイビングマスクとスノーケルで症状が出ないか試してみる。

ネオプレーンゴムのダイビングマスクとスノーケルはキヌガワ社、別称ではGULLとかMSCとも呼ばれるメーカーに存在する。

レギュレターのマウスピースは日本アクアラング社の塩化ビニールで出来たマウスピースを使用する。