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ショーケンが逝っちゃった
かっこ良かったショーケン
萩原 健一
ショーケンが逝っちゃった。
何か信じられない淋しい思いが胸の中で騒めく。
萩原健一:68歳、埼玉県与野出身、病名:消化管間質腫瘍。
年齢的にはまだ若い。
暴れてた
実家は魚屋。
不良時代を過ごす。
歌手、役者。
結婚歴4回、逮捕歴4回。
太陽にほえろ
立小便
やはりショーケンと言えば「太陽にほえろ」の殉職シーンが忘れられない。
若い刑事役なのにあまりにカッコ良いスーツ姿。
あだ名はマカロニ。
最後は誰もいない夜の道、立小便をし終わったところをナイフで刺される。
刑事なら避けることも防ぐことも出来たろうにあっけなく腹をナイフで刺される。
殉職シーン
マカロニ殉職の ☜ クリック
わずか3分ほどのシーン。
カッコ良いマカロニがあっけなく死んでしまう。
それもカッコ悪く立小便の後に刺されて殺される。
刺した犯人は事件とはまったく関係ない通り魔。
とてもショッキングなエンディング。
傷だらけの天使
チンピラのようだった
そして「傷だらけの天使」もカッコ良いショーケン。
このドラマはちょっと怪しい探偵事務所の下請け仕事をする若者2人。
ショーケンと水谷豊。
ストーリーはいつもハプニングと予想外の展開。
ハッピーエンドで終わらない。
全ストーリーはその頃の若者にどれだけ衝撃を与えただろうか。
ぼろいビルの屋上に住み、寝ているときもカッコ良い。
オープニング
傷だらけの天使 オープニング ☜ クリック
2分ほどのオープニングシーン。
他のドラマにはない新鮮かつズボラ。
襟のワイドなワイシャツのまま寝る。
朝食は冷蔵庫から出したトマトをまるかじり、コンビーフをがぶつき、ソーセージをかじりビニールかすを吐き捨てる、牛乳瓶を口で開ける。
行儀の悪さ100%。
今なら可笑しくない。
前略おふくろさま
板前
そして「前略おふくろさま」はまったく違ったショーケン。
ラフでちょっとヤンキーなショーケンから純で素朴な板前修業をする職人を演じた。
前略おふくろ様というナレーションからドラマが始まる。
第一話
https://www.youtube.com/watch?v=_jiZ0tk7Nx8
このドラマはショーケンだけでなく他のキャストのインパクトも強い。
元ヤクザで花板の渋い海宮辰夫。
鳶職のやくざっぽく強面の室田日出男や川谷拓三。
飛んでる娘役の桃井かおり。
そんな皆に囲まれてストーリーが進んでいく。
三つの動画を見ながら萩原健一さんの若き日を思い、哀悼の意を捧げます。
どうか安らかにお眠り下さい。