よく見られるウミウシ

ウミウシのシーズン

関東ではウミウシのシーズンというと冬。

初夏に産卵して夏の時期には小さな子供のウミウシが多い。

そして時間をかけて育ち、冬に大きく育ったウミウシが目立つようになる。

リボンの卵塊

だいたい寿命は1年、岩肌に寒天状のリボンのような卵を産むと死んでしまう。

寒天状のリボンの中を拡大してみると沢山の卵が見える。

この卵から孵化した赤ちゃんは巻貝のような貝殻を持ちクルクル泳ぐ、

そして水面近くに浮上して育つ。

ある程度の大きさになると海底近くに降りてくる。

エサがある場所に来ると貝殻を捨て着底してウミウシの姿になる。

キイロウミコチョウ

一年中みられる

神奈川県小田原市江之浦海岸で一年中多く見らるウミウシの一つにキイロウミコチョウがいる。

大きさは夏で2mmほどの小さなウミウシ、春には7mmほどに育つ。

小さいので気がつかないダイバーが多い。

通常のように泳ぎ回っていたら見つけにくい。

ゆっくり止まって捜す。

よく動く

キイロウミコチョウは小さいながらよく動く、見ているうちに岩の隙間や海藻の陰に隠れてしまう。

1匹見つかればその周辺に何匹も生息してしていることが多い。

海底に黄色い物体はあまりないので黄色もしくは白っぽい点を見つけたらゆっくり近づいて止まって見てみる。

もし動いていたらキイロウミコチョウである可能性大。

何回か見つけると目が慣れるのかその後は簡単に見つけられるようになる。

生息深度は

生息している深度は5~15メートル、砂地の水底ではなく石と岩が適当にゴロゴロありカジメや紅藻などがはえている場所周辺。

アオウミウシやシロウミウシがカイメンを食べるのは知られている。

けれどキイロウミコチョウは小さいがためか何を食べているか解らない。

泳ぐ

またキイロウミコチョウは中層をクリオネのように泳ぐときがある。

少し泳ぐと疲れるのか動きを止めて水底へ沈んでいく。

泳ぐ姿は珍しい、見られたらラッキー。