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晴れた獅子浜アカオビハナダイの流線美
気持ち良い空と海
晴れ
晴れた。
ジリジリした陽射しはない。
スッキリしたサッパリした肌の感じ。
やっぱりもう秋か。
![獅子浜](https://trevally.jp/wp-content/uploads/f1419ee6358d08723a4e805d3e911210.jpg)
獅子浜
静岡県沼津市にある獅子浜。
今日はナイトロックス(空気より酸素の濃度が高い)を使用したダイビング。
深度26m前後に生息するアカオビハナダイを撮影に。
水温は25℃と暖かく透明度も12m。
平日なので他に人はほとんどいない。
まさに貸し切りプライベートビーチ。
魚にもプレッシャーが少ない、長い時間同じ所にいても誰にも迷惑がかからない。
太陽の光が25℃の水中に届いて気持ちが良い。
ウリ坊
深度6mの浅い場所にはウリ坊が群れている。
![イサキの子供 ウリ坊](https://trevally.jp/wp-content/uploads/246eed9f22e837d49266b711c65bbc8f.jpg)
イサキの子供をウリ坊と呼ぶ。
3本の茶色い線がイノシシの子供ウリ坊と同じ。
自由にプランクトンを食べている。
時おり群れの方向が揃う。
![イサキの子供](https://trevally.jp/wp-content/uploads/086af17db57811261a289bd0ef716891.jpg)
カンパチがウリ坊を捕食するために追う。
一瞬のうちにまとまり逃げていく。
カンパチが去る。
また、じわじわウリ坊たちが戻ってくる。
今年生まれたアオリイカ
![アオリイカ メンチサイズ](https://trevally.jp/wp-content/uploads/dad3dcab6b5605d4b76aa5ffbd664b77.jpg)
ウリ坊を狙っているのはカンパチだけではない。
高級で値段のお高いアオリイカ。
このイカもウリ坊を狙っていた。
今年の7月に生まれたアオリイカはたった2ヶ月でメンチカツサイズにまで育っている。
恐ろしいほどの成長の速さ。
喰われていた弱者から捕食する強者になった。
深場へ
賑やかな浅場から深場へ移動。
深度20mを越すと暗くなる。
そして24mアカオビハナダイたちがいる。
赤いドレスのシンデレラ
アカオビハダイ
![アカオビハナダイ](http://trevally.jp/wp-content/uploads/451ed334687681d5b11dba8c6b6d9e77.jpg)
ちょこまか良く動く。
胸の赤い線が目立つ。
肉眼ではこのように綺麗な色は見えない。
この深度では赤は濃い紫色に見える。
ストロボの光が赤い色を再現。
衣装の色使い
![アカオビハナダイ](http://trevally.jp/wp-content/uploads/0c5be3c81b04f7c304466c54cceeba23.jpg)
シャッターを無駄に回数を切ることでジャストピントを狙う。
綺麗なのはアカオビの部分だけではない。
目から始まるブルーライン。
背ビレの先端の青。
![アカオビハナダイ](http://trevally.jp/wp-content/uploads/e41b4ad63150565af3808938956651a9.jpg)
尾鰭の赤色と縁のブルーライン、ブルーラメの発色。
腹ビレ、尻ビレはグリーンっぽい発色。
やはり縁はブルーライン。
流線美
![アカオビハナダイ](http://trevally.jp/wp-content/uploads/9cbc72072b30f0666c0ea644ab7f2e59.jpg)
なんとも言えないこの流線美。
色の組み合わせが華やか。
とっても派手で綺麗な衣装。
見事に着こないしている。
自然が生んだ芸術のひとつ。