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ダーウィンが来たのカクレクマノミ
ケラマ安室島のウフタマイ
沖縄4ダイビング目
ケラマの座間味島に訪れて3日目。
今日の朝は曇り、西風が6~7m吹く。
沖縄に来て4本目のダイビング。
ケラマ西側の海は波があり諦め。
風が防げる安室島の東側のポイント、ウフタマでダイビング。
ここは「ダーウインが来た」の撮影地になったポイント。
背びれが途中で切れたカクレクマノミがいる。
深度は浅く12~16m。
ますだ岩
潜降した水底は砂地。
最初は砂地に生物の沢山いるオアシス(岩)。
マスダ岩と呼ばれるオアシス。
伊豆海洋公園の水中写真家、故益田一氏が好んで潜った岩。
今はマスダ岩と呼ばれる。
このオアシスには魚種も豊富な魚が集まる。
まずは定番キンメモドキ。
![ますだ岩のキンメモドキ](https://trevally.jp/wp-content/uploads/2cebd48d8a99e60b0c48be9d108856f9.jpg)
マスダ岩はやや大きめの岩。
トンネルがあったり窪みがあったり小魚たちにとっては隠れ家として暮らしやすい。
この時、2匹のナンヨウカイワリが襲ってきた。
掃除をするアカシマシラヒゲエビ
小魚だけでなく魚たちをクリーニングするエビも沢山棲んでいる。
![アカシマシラヒゲエビ](https://trevally.jp/wp-content/uploads/9a28485af1a596298c9d8aca44e984a0.jpg)
オレンジ色のカイメンに乗っているのはアカシマシラヒゲエビ。
ウツボの口の中まで入って掃除をする。
白い線が鼻の先端から尾っぽの先端まで伸びる。
紅白で綺麗。
おめでたい。
こちらも紅白オトヒメエビ
紅白のエビといえばオトヒメエビ。
![オトヒメエビ](https://trevally.jp/wp-content/uploads/76c86d8bebec48dd3da29321b4038b91.jpg)
紅白のボーダー柄で全身にトゲトゲがある。
このエビもクリーニングするエビ。
伊豆や房総半島でも見られる。
見つけても触らない。
体がもろいので簡単にバラバラになってしまう。
昼寝中のクロハタ
![クロハタ](https://trevally.jp/wp-content/uploads/2602c5993c4da930724db69ba55ced82.jpg)
マスダ岩の同居人クロハタ。
夜遊びでもして疲れているのか。
寝ている。
時々キンメモドキを捕食する。
「ダーウインが来た」のカクレクマノミ
背ビレの切れたカクレクマノミ
少し南へ移動すると冒頭に紹介した「ダーウインが来た」に出演したカクレクマノミがいる。
スターになったカクレクマノミ。
2番目の背ビレの途中が切れていて背びれが3枚あるように見える。
クマノミの仲間は一番大きな個体がメスで二番目に大きな個体がオス。
詳しいことは「簡単、知って得するクマノミの見分け方 27」で紹介。
![ダーウインが来たにゲスト出演のカクレクマノミ](https://trevally.jp/wp-content/uploads/2143ca8804fff8c1f22404e5029a6dea.jpg)
誰かに襲われて背びれが切れてしまったのか?
ガーデンイールのチンアナゴ
さらに南へ下る。
砂地からニョキニョキ出てるのはガーデンイール。
警戒心が強く野生のガーデンイールの側には近寄れない。
![チンアナゴ](http://trevally.jp/wp-content/uploads/9f6b126dce79f400a0f14e0514a8d4f2.jpg)
チンアナゴの体は白地に細かい黒い点が入いる。
東京にあるすみだ水族館で広く展示されるようになって有名になった。
チンアナゴは側で見ようとすると直ぐに引っ込んでしまうので撮影が難しい。
最後は高級マンションのオオイソバナ
![オオイソバナとキンメモドキ](https://trevally.jp/wp-content/uploads/b6cf7cfb13c4ddb15d0dc85a1033c2b8.jpg)
このオオイソバナは高級マンション。
流れも強く沢山のプランクトンが流れてくる。
隠れ家として大人気。
キンメモドキとスカシテンジダイが多く群れている。
時おり5匹のカスミアジに襲われる。