クマノミの種類の見分け方

クマノミの見分け方

ニモで有名になったカクレクマノミ。

とても可愛い。

カクレクマノミとセンジュイソギンチャク

クマノミ(クマノミの総称:英語名 anemone fishまたはclown fish)の種類は見分けるのは簡単。

オレンジor赤の魚体に白の線が入る場所と本数、形で見分けられる。

①本種クマノミ(英語名 clark’s anemonefish)

3本の白のストレート線が鰓部と体中心と尾の付け根から尾びれにかけて入る。

クマノミの白3本線
クマノミの白3本線
クマノミ

②カクレクマノミ(英語名 Clown anemonefish)

本種クマノミと同じく3本の白い線が入るが真ん中の体中心の白い線がストレートではなく、目に向かって伸び湾曲している。

また尾部の白線は尾の付け根のみでクマノミのように尾びれ全体に広がらない。

クマノミの仲間の中では小型で尾びれの先端は丸みをおびる。

映画ニモはこのカクレクマノミ。

カクレクマノミの3本線
カクレクマノミの3本線
カクレクマノミ

③ハマクマノミ(英語名 tomato clownfish)

鰓部に1本だけ白い線が入る。

見分けるのは非常に簡単。

けれど幼魚には本種クマノミと同じように2~3本の白い線がある。

成長とともに尾部側の白い線から消えて無くなり最後には鰓の1本だけが残る。

ハマクマノミ1本線
ハマクマノミ1本線
ハマクマノミ

④セジロクマノミ(英語名 yellow clownfish)

背中の頂上部分に白い線が一本だけ入る。

口元から背びれをぬけて尾部までの一本線。

祭りの時に子供の鼻に白い線を書いた顔に似ている。

セジロクマノミ背中1本線
セジロクマノミ背中1本線
セジロクマノミ

⑤ハナビラクマノミ(英語名 pink anemonefish)

ハマクマノミとセジロクマノミを足したような模様。

鰓の部分に一本の白い線と背中の頂上に白い線が入る。

背中の線は目と目の間から始まり背びれをとおり尾部付根まで続く。

ハナビラクマノミ2本線
ハナビラクマノミ2本線
ハナビラクマノミ

⑥マロンクマノミ(英語ではspinecheek anemonefish)

カクレクマノミと似ている。

けれどカクレクマノミより大きくなり、色も濃い赤から黒っぽくなる。

大きな違いは3本ある白い線が全てストレート。

カクレクマノミ特有の中央線が目に向かう湾曲がない。

また頬にはヤッコのように刺がある。

日本で見ることは稀。

マロンクマノミ3本線
マロンクマノミ3本線
マロンクマノミ(スパインチークアネモネフィッシュ)

以上クマノミ6種類の見分け方。

クマノミは種類ごとに好きなイソギンチャクがある

クマノミの種類でイソギンチャクが違う

クマノミは種類によって棲んでいるイソギンチャクが違う。

好みのイソギンチャクがある。

ゆえに同じイソギンチャクに別種のクマノミが共存することはない。

また気も荒いので一緒になるとケンカをする。

今回見たバリ島のイソギンチャクはエルニーニョ現象の影響を受け海水温の上昇に伴い弱っていた。

淡い白っぽいものや、薄紫、薄いピンクや黄色、とても綺麗に見える。

けれど弱っている証拠。

生き延びれるだろうか。

家族で一番大きい母ちゃん

ちなみに上記6種のクマノミは全てスズメダイという魚の仲間。

ひとつのイソギンチャクに何匹のクマノミが棲んでいてもその中でメスは一匹だけ。

その家族の中で一番大きな個体だけがメスで次に大きな個体がオス。

クマノミ家族

残りは全て子供。

メスが死ぬと次に体の大きなオスが性転換をしてメスになる。

そしてその次に大きな個体がオスになる。

キューセンのオスとメス  8」で紹介したベラのキューセンはメスからオスに性転換したがクマノミの仲間はオスからメスに性転換する。