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キューティクルハートはコペポーダ
昨日のヒメオオメアミも面白いですがもうひとつ忘れちゃいけないお気に入りの生物がいます。
水温が温かくなると現れます。
個人的にキューティクルハートと呼んでいます。
コペポーダはカイアシ類(橈脚類)甲殻類の微小型
正式名はコペポーダ、カイアシ類(橈脚類)甲殻類の微小型、簡単にいうと動物プランクトン(浮遊生物)の仲間です。

このキューティクルハートはコペポーダの仲間ですけどグビジンイソギンチャクに生息しているのでプランクトン(浮遊生物)ではないですね。
キューティクルハートは共生または寄生
キューティクルハートは共生生活者または寄生生活者で、浮遊生活はしていないのです。
ごらんのように絨毯のようなグビジンイソギンチャクの上を数匹で生息しています。

肉眼では小さくてハッキリ姿形が解りません。
大きさは2mmほどです。
ヒメオオメアミと同じように写真で撮影して上手にピントが合っていれば後でじっくり観察です。
グビジンイソギンチャクを捜せば見つかる
夏に水温が上がったらグビジンイソギンチャクを見つけてください。

白い体の小さなキューティクルハート(コペポーダ)が見つかる筈ですよ。
コペポーダはプランクトンを食べる魚のエサとして冷凍したもの、真空パックになったもの、乾燥したものが販売されています。
丸に白い丸耳が2個ついたような、ちょいカワイイやつです。

キューティクルハート(コペポーダ)のエサは何?
グビジンイソギンチャクの上で何を食べているのでしょうね?
流れてくる植物プランクトン?
イソギンチャクの表面に生える藻?
それともイソギンチャク?
解ってはいません。

カブトガニのような姿形
この写真を見るとキューティクルハート(コペポーダ)はカブトガニのような体をしています。
丸い白い耳に見えたものはタマゴのようです。
想像していた向きも逆です。
この大きさで見るとあまりカワイクないですね。

今年の夏も、もうすぐです。
是非、海に潜ったらグビジンイソギンチャクとキューティクルハート(コペポーダ)も捜してみてください。