ホンベラは昔ヤナギベラと呼ばれる性転換する魚

性転換するホンベラ

特徴のない魚

ホンベラはあまり特徴のない魚。

房総半島や三浦半島、伊豆半島でも多く見られる。

江之浦でも多く見られるベラの仲間。

大きさは8~12cm、深度2~16m、比較的浅いところに棲む。

ホンベラ
ホンベラ

昔はヤナギベラ

現在はホンベラと名前が付けられている。

昔はヤナギベラと呼ばれていた。

あるときいきなり名前を変えるのは止めて欲しいと思う。

ツマグロモンガラがゴマモンガラに変わり、イザリウオがカエルアンコウに変わった。

記憶がややこしくなっていけない。

ホンベラ
ホンベラ

子供は群れをつくる

ホンベラは小さい時は上の写真のような特徴のない色模様をし、10~20匹の群れでエサを捜しまわる。

エサは水底にいる甲殻類やイソメの仲間、貝類など。

口が小さいのでエサも小さいものや柔らかいものになる。

メスは色模様が全て子供と同じ。

オスは発情すると変わる色模様

オスも同じ色。

発情すると婚姻色に変わる。

婚姻色の雄は縄張りをもつ。

他の雄がテリートリー内に入ると追い払う。

婚姻色にならないオカマタイプのオスもいる。

メスは自由にテリトリー内を出入りできる。

色模様、大きさで雌雄を判断している。

婚姻色のオスがメスとカップルになり易いような工夫。

ホンベラ雄 婚姻色
ホンベラ雄 婚姻色

ホンベラの産卵

カップルが成立すると中層に泳ぎ上がりながら放卵放精をする。

オカマオスはこのとき、どさくさにまぎれてカップルの中に入り込んで一緒に放精をする。

時を逃さずオカマオスも子孫繁栄に参加。

婚姻色タイプのオスが死ぬとそのエリアにいる一番大きなメスが性転換をして雄になる。

またオカマオスも大きく成長し婚姻色になるものがいる。

人間界だったら

人間界だったら?

大きな女性はやがて男になってしまう。

体の大きな女性はいなくなる。

スポーツ選手も小柄な女性が多くなる。

ベラの仲間には同じように性転換をするものが多い。

以前にキューセンの性転換の話をした。

ホンベラの雄は婚姻色でないと判断は難しい。

ホンベラ
ホンベラ

砂に潜る魚

砂に潜るホンベラ

海中が暗くなるとホンベラは柔らかい砂地に潜って睡眠をとる。

夜中に外敵から身を守る防御。

砂のベッドに潜りこむ。

水温が低くなった時も砂地に潜る。

ベラの仲間全てが砂に潜るわけではない。

岩で眠るベラと砂に潜るベラ

岩の隙間で眠るベラの仲間も多い。

ホンベラは砂地に潜ることによって睡眠中に外敵に襲われることを予防する。

砂に潜ることで100%襲われない訳ではない。

また砂地に潜ることで体に寄生虫が付着し難くなる。

そして朝が来ると砂の布団から抜け出す。