調神社
今日は12月12日、浦和のお祭り「十二日まち」です。
毎年12月12日は曜日に関係無く「十二日まち」のお祭りがあります。
明治時代から続く祭りです。
お参りする神社は浦和駅から10分ほどの所にある調神社(つきじんじゃ)地元の人たちはは調宮(つきのみや)と呼んでいます。

かっこめ
社務所では小さな熊手に稲穂と金箔のついた縁起物の「かっこめ」(1,500円)を用意して参拝者を迎えます。

調神社へは
初めてこられる方は浦和駅を西口側、伊勢丹がある方へ出れば人波で調神社(つきじんじゃ)のある方向が分かるはずです。
人波と一緒に歩いて行けば露店が調神社まで立ち並んでいるので楽しみながらゆっくり歩いて行けます。
もちろん調神社周辺は全て通行止め、中山道も浦和から調神社までは通行止めです。
車で来られる方は
車でどうしても来られる方は渋滞で大変ですので1~2km以上離れた駐車場に預けて来られると良いと思います。
露店の数は毎年1,000店舗が出店、一日の来場者は約150,000人と言われています。
いつも静かな浦和の街もこの日は人ひとヒトでいっぱい。
比較的すいている昼間
それでも昼はまだすいてます。

夜は渋滞電車状態です。
人混みが苦手な方は昼前後が空いててお勧めです。
雰囲気は夜
境内は広く酉の市も開かれて、見るなら夜の方が雰囲気もあるしライティングが綺麗です。

今年は暖かいので夜でも楽しめそうです。

調神社の不思議
調神社は他の神社と変わっています。
鳥居がありません。
境内には松の木がありません。
そして神社の入り口に普通ある魔除けの狛犬がありません。
狛犬ではなくウサギが飾られています。

ウサギでは優しくて魔除けにはなりませんね。
調神社はつきじんじゃという読みから月への信仰があり江戸時代は月読社と呼ばれていたこともあります。
それで狛犬ではなく神の遣いとして月にいる兎があるのですね。
調神社の歴史は古くおよそ2,000年前、伊勢神宮へ納める貢(調)ぎ物を入れる倉庫群をここに作りました。
貢ぎ物は関東一帯から集めた初穂です。
倉庫群の中に調神社が作られたため貢ぎ物の搬入搬出に邪魔な鳥居はないそうです。
さらに調神社には蝉がいない、蚊もいないそうです。
う~ん、ちょっと信じられないかな。
来年の夏に確認してみよう。