台風12号の傷跡

パワーシャベル

ついに潜って来た。

台風12号通過後の江之浦だ。

網作業場にあったゴロタ石はダンプカー5台。

流された軽自動車も今は無い。

陸上の準備は可動できる範囲まで回復した。

朝から晩まで

8月4日土曜日、パワーシャベルを入れてエントリー口を覆ったゴロタ石と土砂を朝から夕方までかかって取り除いた。

炎天下の中、猛暑を避けることもなくひたすらにエントリー口のゴロタ石と土砂を取り除く。

何処からこれだけの土砂が来たのか。

水中が気になる。

7日ぶりの仮オープン

到着いちばん乗り

そしてなんとか8月5日の日曜日、仮オープンの運びになった。

朝いちばんに江之浦に到着する。

昨日はまだガイドロープが張られていなかったが既に張り終えている。

柱のパイプも新しい。

テトラポット破壊

堤防側のテトラポットの位置が変わっている。

それだけでなく壊れているものまである。

大きな波がゴロタ石を動かし、何回もぶつかり打ち砕いたのだろう。

パワーシャベルで積まれた右側の土砂は背丈ほどある。

これが全てエントリー口を覆っていた。

床のコンクリートは破壊されることなく無事に残っている。

干場のパイプもすでに設置されている。

洗い場も容器が一部壊れていたが水もちゃんと出る。

十分活動できる。

堤防越え

この堤防を越える波がくるなど信じられない。

自動車も流される波、人間なら簡単にさらわれてしまう。

水中が気になる。

早速潜ってみる。

通過後初めてのダイビング

なんかワクワク

水温27℃、暖かすぎる。

深度3mまでのゴロタ石は全てが転がり洗われ表面が綺麗。

コケすら付着していない、水底が白っぽく見える。

深度5m、一つ目のケーソン(豆腐石)までの距離が遠くなっている。

テトラポット移動

さらにその直ぐ横にはテトラポットが立っている。

波でここまで移動してきた。

何トンもあるテトラポットを動かす波のパワーに驚きだ。

それは一つだけでなかった。

右沖に積まれていたテトラポットは外側のものがほとんど移動したようだ。

積まれたテトラポットの中に隙間が出来て泳ぎ抜けることが出来る。

深度10mのイソギンチャク畑にイソギンチャクの姿は無くなっていた。

これだけ水底の石がみんなひっくり返っていては無理もない。

水底の小さな生物も皆いなくなってしまった。

大介元気

けれど大介は元気にやってきた。

ぐるぐる近くを回り、なかなか離れない。

 

この大介のエサであるサザエやアワビも多くがなくなってしまっただろう。

これから大介にも食料危機がくるかもしれない。

それにしても人懐っこい。

ここまでくると可愛いやつだ。

中吉も登場

さらに江之浦2番目に大きな中吉までやってきた。

大介はクチグロイシダイだが中吉はまだイシダイレベルの大きさだ。

深度16mの水底が変わった

さらに深度12mの大岩周辺でも海底がえぐられている。

砂地までも雰囲気が変わっている。

何処から流れてきたのか、長いパイプが沈んでいる。

深度16mの沖の三角でも海底がえぐられていた。

水底が砂地だと思っていたが砂が無くなった三角の周囲は岩場になっていた。

三角岩の背が伸びたように見えた。

波のパワー恐るべし

台風13号がやばい

そして今、続いて台風13号が同じような道でこちらに向かっている。

やっとここまで復興して頑張った。

また壊されるのではないかと心配でならない。

前回よりももっと大きな波になりそうな感じすらある。