特徴のない色模様の魚ホンベラ 198

特徴のない色模様の魚ホンベラ

特徴のないホンベラ

ホンベラ、あまり特徴のない魚です。

けれど伊豆や三浦半島、そして江之浦でダイビングをしていて一番多く見られるベラの仲間だと思います。

大きさは8~12cm、深度2~16m、比較的浅いところに棲んでいます。

ホンベラ
ホンベラ

昔はヤナギベラ

現在はホンベラと名前が付けられていますがその昔はヤナギベラと呼ばれていました。

個人的にあるときいきなり名前を変えるのは止めて欲しいのですがツマグロモンガラがゴマモンガラに変わり、イザリウオがイロカエルアンコウに変わりました。

記憶がややこしくなっていけません。

ホンベラ
ホンベラ

子供は群れをつくる

このホンベラは小さい時は上の写真のような特徴のない色と模様をして10~20匹ほどの群れでエサを捜しまわっています。

エサは水底にいる甲殻類の子供やイソメの仲間、貝類など、ただ口が小さいのでエサも小さいものや柔らかいものになります。

メスは色模様が全て写真と同じです。

オスは2タイプの色模様

オスは写真と同じオカマタイプ雄と婚姻色になる婚姻色タイプ雄がいます。

婚姻色タイプ雄は縄張りを持ち、他の婚姻色タイプ雄がテリートリー内に入るのを嫌います。

メスやオカマタイプ雄は自由にテリトリー内に入れます。

色模様で判断しているのでしょうね。

婚姻色タイプ雄がメスとカップルになり産卵し易いように工夫しています。

ホンベラ雄 婚姻色
ホンベラ雄 婚姻色

ホンベラの産卵

カップルが成立すると中層に泳ぎ上がりながら抱卵、放精をして水底に戻ってきます。

オカマタイプ雄はこのとき、どさくさにまぎれてカップルの中に入り込んで一緒に放精したりします。

婚姻色タイプ雄が死ぬとそのエリアにいる一番大きなメスが性転換をして婚姻色タイプ雄になります。

またオカマタイプ雄も大きく成長すると婚姻色になるタイプもいるらしいです。

今までメスの生活だったのにあるとき体が大きいからオスとして生きる。

人間界だったら

人間界だったら大きい人はみんな男になってしまうわけですね。

スポーツ選手に女性が少なくなってしまいますね。

ベラの仲間には同じような性転換をするものが多いです。

以前にキューセンの性転換についてはお話しました。

ホンベラの雄は外見では判断できません。

ホンベラ
ホンベラ

砂に潜るホンベラ

海中が薄暗くなるとホンベラは柔らかい砂地に潜って睡眠をとります。

水温が低くなっても砂地に潜ります。

ベラの仲間全てが砂に潜るわけではありません。

岩で眠るベラと砂に潜るベラ

岩の隙間で眠るベラの仲間も多いです。

ホンベラは砂地に潜ることによって睡眠中に外敵に襲われることを予防します。

体に寄生虫が付きにくくもなるでしょう。

そして朝が来ると外敵が来る前に砂の布団から出てきます。




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