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見て美しく食べれば舌が踊りだす鮨
美味いものは笑顔がこぼれる
魚は鮮魚と熟成
人間美味いものに出逢えた時に笑顔がこぼれる。
特に美味い刺身に憧れる。
新鮮な魚だけが旨い訳でもない。
魚によっては2~3日寝かせた方が甘み旨味がでてくる。
大型の魚ほどその傾向にある。
大きなクロマグロなら1~2週間寝かせる板前もいる。
ダイビングの帰りの昼食
館山の西川名でボートダイビングをした帰りの昼食。
![](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/08/edf04220e6f221de4e294411edfa84ed.jpg)
この時食べた昼食が旨かった。
メニューは板さんのお薦め。
カウンターが好き
カウンターに座る大きなメリットは板さんの動きと料理が見える。
板さんと会話ができる。
そして出来た料理を直ぐに賞味できる。
ゆえに店に入るならカウンターに座りたい。
最初に出てきたものは
トサカノリの三杯酢
![トサカノリ](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/08/1a18e75c7424a475e7a7696692a4869b.jpg)
トサカノリは紅い海藻。
場所によってはニギスと呼ぶ。
ここの三杯酢、出汁がとてつもなく美味い。
夏バテも吹っ飛ぶ。
見て美味しく、口に入れれば舌が踊りだす
手前アカヤガラ
![](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/08/eea0337332da34e9650bc2effb5966ef.jpg)
手前がアカヤガラ。
赤い体が棒のように細長い。
大きさは1m以上になる。
体表から強力なネバネバをだす。
大きな魚体でないと身がとれない。
クセのない素直な白身。
奥のマアジ
柔らかく味が染みるように網目状に刃を入れる。
大きくマアジを握り、食べやすい大きさに切る。
細ネギとショウガ醤油でいただく。
美味。
しかし、どのように握るのか?
マゴチ
![](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/08/c011dc8a34e1001852e3a6a2fe08010d.jpg)
クセのない綺麗な白身。
マゴチは夏の魚と言われる。
砂地に棲む平らな魚。
小型のメゴチ、ハゼなどの小魚、エビをエサとする。
綺麗な銀色トロしめサバ
![](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/08/e0f12d8faa108ce960292d64a9a60253.jpg)
なんと綺麗な銀色。
ここまで柄の無い大きなお腹をしたサバは、保田港にあがった釣りで捕獲の1kgのマサバ。
見ただけで美味い。
舌に乘る前から脳が痺れる。
実際の味は・・・言葉にできない。
この後、スズキ・マトウダイ・ホウボウ・カンダイと白身が続く。
写真は撮り忘れ。
口へ入れることに夢中。
クロムツ炙り
![](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/08/e4dfa9dc2f806787bf375e8451a274fa.jpg)
クロムツは皮に良い脂がある。
皮をつけたまま火に炙る。
脂が溶け出し鼻をくすぐる。
香りと甘みのいちおし。
真蛸
![](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/08/9bbe141b0870f13f2e8700dc3c705f86.jpg)
東京湾のマダコはやや硬い。
茹で方を工夫。
さらに細かく刃を入れ柔らかなの喉ごしに。
大きいが喉につまることはない。
トロ霜降り炙り
![](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/08/aa6ce0b090296a39cfafc26818c174cc.jpg)
これはもう禁じ手としか言えない。
トロの霜降り。
それも炙って脂を溶かす。
味は意外にしつこくない。
サワラのづけ
![](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/08/0ecc560dbbc73e51ea7923369af148c9.jpg)
握らないにぎり。
白身のサワラを味付け醤油につけたもの。
2貫分のシャリの上に乗る。
くどく無く、さっぱり。
タチウオ炙り
![](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/08/8cb64bfc8b75e16e4eb96dbc3b243601.jpg)
握らないにぎり。
香り良し。
量良し。
美味さ良し。
煮アナゴの炙り
![](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/08/fd3b072274548a3657cf486f00503c4f.jpg)
アナゴはやはり大きい方が好き。
脂が有り、甘み有り、香り良し。
アナゴだけ長崎産。
塩辛のグンカン
![](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/08/b16eb58cd5b4f5c61dff89475960e398.jpg)
締めは塩辛のグンカン。
この店の塩辛を初めて食べる。
生臭さはない。
塩も控えめ。
やっぱり締めはこれ
もういちど頼んでしまった。
シルバートロ〆サバ。
ここの料理は魚を大事にしている。
握りも工夫が施され、数多くの経験が隠れる。
大将に胃の腑をつかまれた。
幸せの時間を楽しみに自然と足が向く。