ボロカサゴが見られる大瀬崎

大瀬崎柵下

昨年9月から出没しているというボロカサゴを見てきた。

場所は静岡県沼津市大瀬崎の岬の外海、ポイント名柵下。

大瀬崎 柵下

西風が強い日は波があり海に入れない。

今は風も波も無い。

昼には西風が強くなる予報。

ゴロタ石をエントリーし直ぐに潜降。

透明度が良い、20m先が見える。

大きな尾っぽの無いエイ

沖の深度12mの砂地まで出ると大きなエイが砂地にしゃがんでいる。

マダラエイのように大きく厚い体。

残念なことに尾っぽも毒棘も切られてない。

ホンソメワケベラが掃除をしている。

ボロカサゴは深度13m

岬の先端方向へ進路を変える。

目指すは深度13m、座布団ほどのクマノミの棲んでいるサンゴイソギンチャクの6m先に目印の石。

そこら辺にボロカサゴはいる。

同じ深度の横移動は少ないが深度の上下移動は大きい、深い方へ移動していることもある。

最初見つかった時の深度は30m。

そして今日は深度11mの岩の上にデンと座っていた。

ボロカサゴ

 

ボロカサゴの特徴

海藻にソックリ擬態の名人

その姿は海藻にソックリ。

自然光で見るこのボロカサゴの色は薄い紫。

ボロカサゴ
自然光のボロカサゴ

知らなければ見過ごしてしまう。

光を当てるとピンクのボロカサゴ

ライトを当てるとピンク色に変わる。

何か貴賓すら感じる。

ボロカサゴ

この子はボロではなく王女が着るドレスを纏っている。

ボロカサゴのまつ毛と背ビレ尾ビレ

ピンクに丸いドット柄の化粧。

ボロカサゴ

長いつけまつ毛。

ボロカサゴ

大きな背ビレはピンクにスケルトンのランダム柄。

ボロカサゴ

尾ビレも同じくピンクにスケルトンのクレーター柄。

ボロカサゴ

口周りには綺麗とは言えないヒゲがある。

ボロカサゴには白っぽい、茶色、青色、赤色など様々なカラーバリエーションがある。

また皮弁やヒゲが少ないものもいる。

ボロカサゴの正面顔

ボロカサゴの正面顔を自然光だけで見る。

ボロカサゴ
自然光のボロカサゴ

暗くてよく解らない。

ライトを当てればこのとおりハッキリ顔だと解かる。

ボロカサゴ

横に広がる皮弁。

また少し印象が変わる。

イボイノシシに似てる。

ボロカサゴの左側面

海藻の障害物がないので魚形が解かる。

ボロカサゴ

色も模様もバッチリ見える。

体側にも皮弁がついている。

ボロカサゴの目

瞳は黒く透き通り、白目には日章旗のような赤いライン。

ボロカサゴ

目の周りにも皮弁がある。

白い模様もある。

動かないボロカサゴ

動画でボロカサゴを見る。

 

知る人ぞ知るボロカサゴは脱皮をする魚。

脱皮する時は薄皮がむけ更にボロを纏っているように見える。

このボロカサゴは魚体は25cmほど。

ボロカサゴとしては大きい。

撮影する間まったく動かない。

ライトを当てても逃げない。

とても静かな大人しい子。

泳ぐのは得意ではない。

動くと直ぐに疲れてしまう。

本来は夜行性、目の前に来る小魚やエビなどを食べる。

人間の世界では2~3万円で売買される。

食べるためではない。

観賞のために狭い四角い水槽に閉じ込める。

もともと動くのは好きではないので大丈夫なんだけど・・・