2024年に新札に変わる、1万円札は渋沢栄一

2024年日本紙幣が変わる

2024年日本紙幣が新しいデザインに変わる。

前回は2004年、そしてその前は1984年。

ちょうど20年ごとの周期で3回目。

新一万円札の肖像画は埼玉県出身の渋沢栄一。

何のための変更なのだろうか。

個人的には聖徳太子の1万円札が好きだった。

やっと福沢諭吉にも慣れてきたというのに。

ところで渋沢栄一って誰?

1万円札の最初は聖徳太子

1万円札が最初に発行されたのは1958年、聖徳太子の肖像画。

1984年11月1日にデザインが変更され肖像画は福沢諭吉に変更になった。

20年後の2004年11月1日も変更になったが肖像画は福沢諭吉のまま、デザインだけが変更になった。(現在使用中)

そして20年後の2024年、デザインを変更して肖像画は渋沢栄一になる。

発行日は前回と同じ11月1日と予想。

また、同日5千円札と千円札も変更される。

5000円札も最初は聖徳太子

最初の5千円札が発行されたのも肖像画は聖徳太子。

1万円より先に1957年10月1日に発行された。

1984年は新渡戸稲造に変更。

20年後の2004年の変更は樋口一葉。(現在使用中)

2024年の変更は津田梅子になる。

※津田梅子は1864年生まれの教育者で津田塾大学の創設者、64歳没。

1000円札の最初はヤマトタケル

最初の千円札が発行された肖像画は日本武尊(ヤマトタケル)。

1万円札や5千円札より早く1945年8月17日に発行された。

1950年1月7日に聖徳太子に変更。

1963年11月1日には伊藤博文に変更。

(実はこの時、渋沢栄一も候補にあがったが髭が無いゆえ伊藤博文に決まった)

1984年11月1日に夏目漱石に変更。

20年後の2004年に野口英世に変更。(現在使用中)

2024年の変更は北里柴三郎になる。

※北里柴三郎は1853年生まれの医学者・細菌学者・教育者で破傷風の治療方法を開発しペスト菌を見つけた学者で野口英世の恩師、78歳没。

500円硬貨も新しく

これに伴い500円硬貨も新しく変わる。

デザインにあまり変更なし。

色が金と銀の2色になる。

偽札予防のため

20年も経てば造幣する技術も古いと言える。

新技術を投入して新札を作ることで偽札が出回ることを予防する目的。

造幣局が器械とシステムを変え、在庫を準備し発行するには時間がかかる。

また全国の自動販売機やATMなどで新札が使えるよう準備するにも時間がかかる。

全国の自動販売機とATMを新札が使えるように改修する費用は総額約1兆円と試算。

渋沢栄一とは

埼玉県の豪農の長男

1840年の江戸末期、埼玉県深川市の渋沢家の長男として生まれる。

家業は藍玉(染料)の製造販売の他、養蚕も手がけ、米や麦野菜も生産する豪農だった。

幼少より商売、勉学、剣術を学ぶ。

成人後、尊王攘夷に染まり長州に連携し倒幕計画をたてるが身うちに説得され離脱。

その後、正反対の徳川慶喜に使えるようになり、慶喜の義弟である徳川昭武に随行しフランスへ渡航、パリ万博を視察の他、ヨーロッパ各国を訪問する。

斬新で先進的な経済、産業、軍備、社会に感銘を受け、帰国後日本へこの様式を取り入れようと尽力した。

渋沢栄一が創設に関与した企業は500以上

  1. のみずほ銀行
  2. 七十七国立銀行
  3. 東京都健康長寿医療センター
  4. 東京慈恵会
  5. 日本赤十字社
  6. 全国社会福祉協議会
  7. 済生会
  8. 日本女子大学校
  9. 一橋大学
  10. 東京経済大学
  11. 二松學舎大学
  12. 国士舘大学
  13. 東京海上日動火災保険
  14. 日本郵船
  15. JR東日本
  16. 東急電鉄
  17. 秩父鉄道
  18. 京阪電気鉄道
  19. 東洋紡績
  20. 太平洋セメント
  21. 古河機械金属
  22. 東京電力
  23. 東京ガス
  24. 王子ホールディングス
  25. 日本製紙
  26. 帝国ホテル
  27. 東京証券取引所
  28. サッポロビールホールディングス
  29. キリンビールホールディングス
  30. 大日本製糖
  31. 明治製糖
  32. 澁澤倉庫

上記は一部。

多くの功績から近代日本経済の父と言われる。

出自は農商で武士になり、官僚、実業家、慈善家、爵位を持つ。

勲章、賜盃は多数。

91歳没。