9/6(日)台風10号の影響は?

9/6(日)台風10号920ヘクトパスカル

江之浦で潜る予定で出発した。

台風10号はまだ奄美大島近辺にあり、中心気圧は920ヘクトパスカルと大きい。

けれど遠い位置にあるので影響はないような気がする。

早朝の大雨は止み、所どころ青空が見える。

am06:30 車を走らせながら江之浦へ海況確認の電話を入れるとうねりは小さく波も無い、それなのに昨晩から降った大雨で水中は視界不良、水底は真っ暗。

安全のためクローズするとのこと。

獅子浜ダイビング

伊豆の正反対、西側の獅子浜に海況確認の電話を入れると時おり小さなうねりが入る程度とのこと。

獅子浜まで車を移動した。

天城山には濃い雨雲が覆っている。

けれどここ沼津は雲の合間から青空と陽射しが照り付ける。

水中に入ると浅場の透明度は悪く、深場でも6mほどしか見えない。

濁りは雨の濁水が狩野川から回ってきたもの。

逸れないようにゆっくり移動する。

ハナダイは美しい

深場にはサクラダイ、キンギョハナダイ、アカオビハナダイが群れている。

けれどいつもに比べて水中が暗い。

桜吹雪のサクラダイ

サクラダイ

サクラダイを見ると柏餅を想い出すのはなぜだろう?

オスもメスも目は緑色。

若い頃は全てがメス、オスが死ぬと次に体の大きな強いメスがオスに性転換する。

サクラダイのメスはオレンジ色で背びれの後部に大きな黒い斑点がある。

オスはピンク色で黒い斑点は消え、体側に白い桜吹雪のような模様がある。

ちなみに釣り用語では春先に釣れるマダイのことを愛称で桜鯛と呼ぶ。

正式なサクラダイはマダイのこではない。

オスだけが美しいアカオビハナダイ

キンギョハナダイとサクラダイも綺麗だがアカオビハナダイも鮮やかさでは負けない。

アカビハナダイのメスは白っぽいベージュのような特徴のない色模様をしている。

オスのみがアカオビの華やかさを持つ。

アカオビハナダイ

体側に目立つ1本のアカオビ、実は水中では目立たない。

深度が深いために赤も黒っぽく見えてしまう。

ストロボの光で華々しい色彩に見えるが水中では暗いため地味な色に見える。

それなのにこんなに美しい色をしているのは彼らたちには認識出来ているということだろうか?

魚でなければ解からない。

けれど中深海釣りのルアーも釣果に色柄は重要。

何処が顔なのか?解らないオオモンカエルアンコウ

動かない狩人

深度18mの櫓には黒いカボチャサイズのオオモンカエルアンコウが動かずにじっとしていた。

カエルアンコウ(イザリウオ)の仲間は全種類あまり動かない待伏せ型狩人。

擬態疑色で岩やカイメンに化け、エスカーという釣り竿を振り回し口元に来る魚を人飲みにする。

捕食スピードナンバー1

その時の魚を捕えるスピードは魚類ナンバー1と言われる。

タカノハダイの子供を捕食するカエルアンコウ。

捕食の瞬間は目に見えないほど早い。

カエルアンコウが口を開けたと思った瞬間にタカノハダイは消えた。

どのように口に入ったのか?

残像すらも残らない。

擬態の名人オオモンカエルアンコウ

ここにオオモンカエルアンコウがいると教えてもらってもハッキリ魚が解からない。

何処が頭?

何処に目があるのか?

オオモンイザリウオ

この黒っぽいかたまり。

魚に見える?

黒だけでなく白っぽいゴミみたいなのが着いている。

どうぞじっくり見ておくんなさい。

口、エラ、背ビレ、尾ビレが解ったら名人級。

正解は下記写真参照。

オオモンイザリウオ

どう見ても解る訳がない。

台風11号にならなかった熱帯低気圧

小笠原付近で熱帯低気圧発生

週末も台風かとおもった。

小笠原近辺に陰圧部ができ、多くの雨雲が集まっていた。

雲の集団は本州に近づくと熱帯低気圧にまで成長して紀伊半島に向かっていた。

台風に成長して大きな被害をもたらすのだろう。

そう予測していた。

ついに今年も台風直撃の季節がくる。

台風にならずに北上

けれど熱帯低気圧は成長せずに北上して東の海上へ離れていった。

関東近辺の太平洋側の水面水温が30℃と高くなっていたので台風に成長しなかったのが不思議。

理由は台風10号の大きなうねりが海面をかき回し水温が1~2℃下がったためらしい。

肩透かしをくらった感じ。

天気は過ぎてしまわなければ解からないもの。

結果被害がなかったのでめでたし。