透明度が悪い

なぜ?

なぜだろう?

透明度が悪い。

3~4メートル先しか見えない。

慣れていなければ迷子になる。

本当なら11月になれば透明度は良い

もう11月、例年なら10~15メートルは見えてあたり前の時期。

水温は20℃に下がり例年どおおりになっている。

中層にはプランクトンのようなマリンスノーのような浮遊物がいっぱい、海の色も青ではなく緑色に見える。

江之浦海岸

これは神奈川県小田原市江之浦海岸の話。

11月になってこんなに透明度が悪くなったことは過去に記憶がない。

今年は夏でも透明度は10メートル以上あった、ここら辺では珍しい。

その代わりという訳ではないだろうに、なぜ今この時期になって透明度が落ちているのか?

西伊豆も悪かった

そういえば先週も西伊豆の黄金崎と雲見でも透明度6~8メートルとあまりよくなかった。

水温が下がってくる今の時期はプランクトンが減り、海藻も少なく、透明度が良くなるのがあたりまえなのだが?

何があった?

魚が少ない

水底が変わった

変わったといえば海岸と水中も変わっていた。

海岸には大きな石や砂利が盛り上げられ、水深3メートルぐらいまでの水底はゴロタ石の表面が洗われ、コケしか着いていない。

今まで付着していた海藻などの生物がまったくない。

綺麗に洗い流された感じ。

魚が減った

魚の種類や数も減っている。

あれほどにぎやかだった浅場の小魚たちがあまり見当たらない。

何処に行ったのか?

水底の岩が動く

水深6メートルへ移動、ここでも水底の景色が変わっている。

テトラポットも位置を変えているものが多数ある。

何トンもあるような岩も動いて場所を変えている。

ある岩はひっくりかえり普段見ない色を見せている。

魚が少ない

やはり魚が少ない。

ハゼの仲間が水底に見当たらない。

クツワハゼ、ホシノハゼ、サビハゼ、ダテハゼ、ハナハゼなどあたりまえのようにいるハゼがいない。

ベラの仲間も少ない、オハグロベラ、ニシキベラの数が少ない、イトイヒキベラは見ない。

カサゴ、アカハタ、メバルも少ない。

イソカサゴやオニカサゴの姿が見られない。

サンゴイソギンチャクごとクマノミは消えた。

そういえばアカヒトデなどのヒトデの仲間も見ない。

見られた魚

いるのはキタマクラ、カワハギ、ニザダイ、アイゴ、メジナ、ミツボシクロスズメダイ、クロホシイシモチ、オオスジイシモチ、キューセン、ホンベラ、カミナリベラ、ソラスズメダイ、スズメダイ、ハコフグ・・・

この時期楽しみの南からきた魚達も少なくなった。

先月いたアカハチハゼ4ペアはいない、カンムリベラの子供も、イソギンチャクカクレエビも消えた。

浅い場所に棲んでいた魚は全滅してしまったのか?

イシダイの大介も今日はこなかった。

犯人は台風19号

どうやら台風19号は水底の生物を根こそぎ削ぎ取っていったようだ。

水底の大小の石が転がり合い、そこに棲んでいた生物は皆粉々に潰されてしまったのかも。

川からの大水も海へ流入して濁った。

そして多くの死んだ生物が海中に溶けて濁っているような。

今、潮の流れが止まっている。

沖の透明度の良い潮が入ってくるまでこの濁りは続きそう。

相模湾が濁る

この透明度の悪さは江之浦海岸だけではない。

相模湾全体が濁っている。

もしかすると関東近辺もっと大きな範囲で透明度が落ちているかも?

地殻変動の影響でなければ良いが・・・