岩ノリのみそ汁が食べたくて

八丈島の郷土料理

八丈島へ行った時、最終日には必ず郷土料理を食べると決めている。

せっかく伊豆七島の一番遠い、東京から300km南下した島へ来たのだからちょっと良いものを食べてみたくなる。

島料理には色々美味いものがある。

毎回ついつい注文してしまうのが岩ノリのみそ汁。

酒には合わないような気がするものの最後に頼んでしまう。

ここの岩ノリのみそ汁は香りが良くてとても美味い。

何が違うのか?

そう簡単には解りそうもない。

品のある香りと味が忘れられなくなる。

岩ノリは冬育つ

岩ノリは冬に育つ、アサクサノリが養殖ノリなら岩ノリはアサクサノリの天然バージョン、ここ八丈島でも冬から春先にかけて波打ち際の岩場に繁茂する。

八丈島はこの岩ノリを採取するため、岩場の競争率が高い。

海岸の岩場には100m間隔ぐらいに数字が書いてある。

岩ノリを採る島民が落札して岩場が決まる。

とうぜん岩ノリが良く採れる岩場は人気が高い。

その時期採れた岩ノリを洗い、干したものを料理に使う。

岩ノリが入手しやすくなった

伊豆や房総のみやげもの屋でも地元で採れた干し岩ノリを見かける。

最近、近所のスーパーマーケットでこの干し岩ノリを売っているのを見つけて驚いた。

岩ノリ

値段もそんなに高くない、というか安いぐらいだった。

美味い岩ノリのみそ汁レシピ

誰でも簡単に作れる岩ノリのみそ汁

八丈島で食べた岩ノリのみそ汁を思い出して作ってみた。

  1. まず湯を沸かし、鍋を火からおろす。
  2. だし入りみそを溶かし込む。(八丈島では赤みそ)
  3. 好みの味になったら干し岩ノリを入れる。

けれど岩ノリをそのまま入れても八丈島の香り良いみそ汁にはならない。

ここで一手間かけることでウソのように美味しくなる。

岩ノリのみそ汁を美味くするコツ

岩ノリをすり鉢であたる。

すり鉢がなければフードプロセッサーでも良い。

両方ない場合はまな板の上で包丁で細かく切ってみよう。

ただし、全てを粉状にしてはいけない。

全てを細かくしない

2~3cmほどの大きさのものを少し残るぐらいに擂る。

みそ汁を飲んだ時に岩ノリの食感が残る方が楽しい。

全体が細かくなり一部が粉状になった岩ノリをみそ汁の中に入れる。

これだけでウソのように美味しくなる。

岩ノリの香りがたまらない。

量は多めが良く、好みの分量を入れればいい。

岩ノリ茶漬けも目からウロコ

さらに今回は岩ノリ茶漬けなるものを味わってきた。

そんな大したことないと思っていた。

これがとてつもなく美味い。

ダシをつくりその中にこの一手間かけた岩ノリを入れ、ごはんにかけるだけの料理。

岩ノリのみそ汁より美味いという声もあった。

機会があったら簡単なので是非ためしてみて欲しい。