Contents
耳抜き練習器と耳抜きし易い耳栓ドックスプロプラグ
耳抜きが苦手な人の練習器
滲出性中耳炎の治療のために作ったオトベント
ダイビングで耳抜きが苦手な人の練習器オトベント。
ベルギーの耳鼻科の医師が滲出性中耳炎の子供のために考えた。
滲出性中耳炎とは内耳の体液が欧氏管を通して咽頭へ出せないときに起こる中耳炎。
結果、鼓膜の振動が悪く耳が聞こえにくい。
専用の風船を膨らます
この道具がスキンダイビングやスクーバダイビングの耳抜き練習にピッタリ。
オトベントの扱いは簡単。
専用の風船を鼻で膨らますだけ。
片方の鼻で専用の風船をグレープフルーツの大きさに2秒かけて膨らませた後、2秒間風船の大きさを維持する。
耳抜きし易い息の強さ
専用の風船を膨らませる息の強さが耳抜きに最適。
そのように風船のゴムの厚さを調整してある。
2秒間風船の大きさを維持することで欧氏管を開放する。
![オトベント](https://trevally.jp/wp-content/uploads/929883714246621deb2016dc137236bf.jpg)
オトベントを使うのは最初だけ
オトベントの練習で耳抜きができるようになった後にオトベントは不要。
耳抜きの息の吐き方、強さを覚えたらオトベントを使用しない。
覚えた息の強さで耳抜きの練習をする。
年中練習することで耳抜きは簡単にできるようになる。
耳抜きがし易くなる耳栓
耳抜きがし易い耳栓
耳抜きが苦手な人には耳抜きがし易くなるダイビング専用の耳栓がある。
名前はドックスプロプラグ。
傷害がおきるため、一般にダイビングで耳栓の使用は禁止。
しかし、この耳栓ドックスプロプラグだけはダイビング中でも使用できる。
通常の耳栓は使用禁止
通常スキンダイビングやスクーバダイビングで耳栓は使用できない。
水圧によって耳栓が耳の奥に入ってしまう。
入ってしまった耳栓は簡単に取れない。
スイマーやサーファーのためにうまれたドックスプロプラグ
ドックスプロプラグはスイマーやサーファーを難聴から守るために考えられた。
スイマーズイヤーやサーファーズイヤーにならないようにドックスプロプラグが開発された。
スイマーズイヤーやサーファーズイヤーは年中活動を続けるサーファーやスイマーにおきる。
冷たい水が耳に入ってくることが繰り返されることでおきる病気。
冷たい水が耳に入ってくることを繰り返すと水が入りにくいように軟骨が隆起して外耳道の一部が狭くなる。
酷くなると難聴、痛み、耳垢が取れない、感染などの問題が生じる。
![ドックスプロプラグ](https://trevally.jp/wp-content/uploads/a2d13f5134de90937aa22ed4c1211f5f.jpg)
ドックスプロプラグは耳栓といっても耳の穴に入れるのではなく、耳穴の表側にはめる。
音が聞こえやすいようにまた通気できるように中央に小さな穴が開いている。
結果、耳に水が入りにくい。
ダイビングで耳抜きしやすい
耳抜きがしづらくてもドックスプロプラグを使用すると不思議と耳抜きが出来る。
海に潜っても小さな穴が開いているので通気ができる。
よって耳へのスクイズは生じない。
耳抜きのしづらい人はドックスプロプラグを試すべき。
楽に耳抜き出来たらめっけもの。