いつから始まった?スクーバダイビング 169

いつから始まった?スクーバダイビング

それは戦時中、フランス

スクーバダイビングが生まれたのは1943年、第二次世界大戦の終戦2年前のことです。

スクーバダイビングには絶対必要なデマンド型レギュレターを最初に開発したのは元フランス海軍兵で海洋学者のジャック・イブ・クストーと高圧技術者のエミール・ガニャン、1943年の事、今から74年前のです。

アクアラング(水中の肺)

そして商品名アクアラングと称してレギュレターを世界に広めました。

このレギュレターは軍事目的や潜水作業で使われました。

現在のように便利な器材も無い時代の事です。

遊べるのは軍人だけ

遊びで潜れる人は少なく、高価な器材を購入できる人も少ない、遊びで潜れるのは任務で教わった軍人が休暇で潜ったり、卒業した人が遊びで潜るぐらいでした。

一般の人は例え器材を入手できたとしても、レギュレターの使用方法を教わることがません。

講習は軍隊方式

教えてもらえる人は元軍人、そこで伝えらる内容は軍隊で教わったやり方そのもの体力重視のサバイバル的講習でした。

水泳に自信が無い人、体力に自信が無い人は、ダイビングの講習に参加することは無かったし、そんな考えすら持ちませんでした。


昔と今のスクーバダイビング講習

現代のスクーバダイビングの講習とは昔の講習は全然違います。

長い学科

まずは長い学科です、潜水物理、化学など色々なことを教わります。

体力重視

実習はとにかく長い距離泳げないとダメ、マスク無しでスノーケルを咥え水面に顔をつけて長い距離泳げないとダメ、スキンダイビングが出来ないとスクーバ器材は使わせないなどが基本でした。

サバイバル

そして今となっては面白い訓練が、地獄のネックレス(首に6kgのウエイトベルトを巻いて立ち泳ぎ30分)、ベールアウト(深度6mの水底で全器材を外して水面へ浮上)、ステーション(15m間隔に沈めてあるスクーバ器材からスクーバ器材へ2回の呼吸で泳ぎ渡る)などがありました。

どれも今、初心者講習で実施したらリタイヤしそうですね。

でもその頃の粗末な器材では体力重視は必要だったと思います。


日本にも輸入

日本へレギュレターが輸入されたのは1953年頃からです。

名前はアクアラング

スクーバダイビングという言葉はなく商品名のアクアラングと呼んでいました。

最初、日本にはその頃スクーバ用の高圧タンクは無かったので消火器が使われました。タンクをロープで体に結わいて潜るスタイルです。

そしてダイビングの講習とインストラクターのシステムが日本にも入ってきます。

器材も少しづつ変わっていきます。

教材は何も無かった講習

学科の内容はインストラクターが決めます。インストラクターに全てお任せ、教材もありません。

マニュアルもありません。

ダイブテーブルもありません。

私がダイビングを始めた頃の話です。



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