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沖縄からのゴールドバレルパイン

届いた甘い芳香のパイナップル

沖縄から届いたパイナップル

届いた白い段ボール箱には3つの果実。

甘い強い芳香の正体は沖縄産のパイナップル。

箱を開ける前から匂いが中身を知らせる。

幻のパイナップル

もしや?

昨年と同じあの幻のパイナップル?

今年も送ってくれた。

有難い。

気持ちまで甘くなる。

箱の横には3種類のパイン名

  1. ゴールドバレル
  2. Nパイン
  3. ボゴールパイン

はて?

ゴールドバレルだけは解かる。

他の2種はいかなるものか?

お尻を向けたパイナップル

箱を空ける。

甘い香りが部屋中に覆う。

パイナップルのお尻が3つ並ぶ。

箱を空ける向きを間違えたか?

パイナップル3種類

左:ゴールドバレル 中央:Nパイン 右:ボゴールパイン

ゴールドバレルは大きい。

Nパインも大きい。

ボゴールパインはやや小型というか普通サイズ。

ゴールドバレルとは

ゴールドバレルはパイナップルの王様

ゴールドバレルの言葉の意味は黄金の樽。

パイナップルの王様と呼ばれる。

大きめのパイナップル。

ゴールドバレルは沖縄生れ

日本で一番のパイナップル生産地である沖縄で2006年にようやく誕生したパイナップルの新品種。

ゴールドバレルの研究は1989年から始まった。

沖縄県農業研究センターにて「クリームパイン」と「McGregor ST-1」を交配し育成、20年以上の時間をかけて完成した最新のパイナップル。

2009年にゴールドバレルと品種登録された。

おもに沖縄本島や石垣島で栽培され、重さは1400gとバレル(樽)の名前通り大きい。

甘くて美味い

あざやかな黄金色のみずみずしい果肉はやわらかい。

酸味が少なく、糖度が高い。

強い甘味がある。

収穫時期は6月下旬~7月。

一部でしか栽培されていない

今のところ、沖縄県の中でもごく一部の地域でしか栽培されていない。

沖縄本島の北部と八重山地区のほんの一部だけがゴールドバレルの産地。

パイナップルとして大きさも甘みも問題なく王様、値段も高額。

Nパインとは

Nパインはハワイ出身

ハワイの「スムースカイエン」という品種から選抜された「N67-10」と命名された品種。

スムースカイエンという品種は世界で最も広く栽培されている一般的なパイナップルの品種。

ハワイから沖縄に導入し栽培するようになった。

在来種の中から1967年頃に沖縄県農業試験場において分系・選抜。

1985年に品種登録。

沖縄の各地で栽培が広がり、特に石垣島では在来種的な扱い。

N67-10パインの味

果皮の厚さ中。

果肉の厚さ中。

果芯太さはともに中。

果肉の色は黄色。

果汁の多少は中。

甘味・酸味・香気は中。

果肉のしまりは中。

ボゴールパインとは

ボゴールパインは別名スナックパイン

台湾原産のボゴール種のパイナップルでスナックパインとも呼ばれる。

一節ずつ手で簡単にちぎって食べられる。

スナック菓子感覚で手軽に楽しめることからスナックパインの別名がある。

沖縄特産として人気が高い。

ボゴールパインの味

普通のパイナップルに比べるとやや小ぶり。

芯の部分まで柔らかく食べやすい。

酸味はひかえめで甘味が強い。

芳香で果汁が豊富。

口の中に広がるゴールドバレル

さっそく食べる

何から食べるか?

やはりゴールドバレル。

包丁で2つに切れば、たっぷりの蜜。

コロナの蜜は困るがパインの蜜は歓迎。

さらなる香りが溢れる。

食べやすくカットすれば蜜が滴り落ちる。

甘さと香りが口いっぱい

口の中へ挿入。

甘い味と香り蜜が口いっぱいに広がる。

いくら食べても口が痛くならない。

昔のパイナップルは口が痛くなるので量はあまり食べられなかった。

夕飯はいらないかも。