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オオミナベトサカの真の姿
クロマルケボリダカラが好きなオオミナベトサカ
ニンジンに似たオオミナベトサカ
クロマルケボリダカラが棲家とするオオミナベトサカ。
オオミナベトサカはいつも土から掘りたてのニンジンのよう。
大きさも小型のニンジンほど。
硬い岩の上に付着。
いつも見る時はツルンとした顔。
肌にたくさんの花模様
オレンジ色の肌にたくさんの黄色い模様がある。
その模様は花柄。
夜になるとここからプランクトンを食べるためのポリプが伸びる。
オオミナベトサカは夜行性
夜行性で昼間は寝ている。
夜になるとたくさんのポリプがでてくる。
どんなポリプが出てくるのか?
ナイトダイビングをしていない勝山
ここ勝山ボートダイビングは夜のダイビングを実施していない。
夜に潜らなければオオミナベトサカのポリプは見られない。
静岡県沼津市の淡島では多くのオオミナベトサカが生息し、昼間でもポリプを伸ばしている。
![クロマルケボリダカラ](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/04/17942ca07ccad0a7da70ac2a163cdd48.jpg)
オオミナベトサカ好きのクロマルケボリダカラ
クロマルケボリダカラはこのオオミナベトサカが大好き。
一年中オオミナベトサカの上で生活している。
きっと食べ物もオオミナベトサカから貰っている。
だからクロマルケボリダカラの貝殻は同じオレンジ色。
外套膜もオレンジ色に黒丸模様。
保護色にもなる。
オオミナベトサカの真の姿
いつもと違うオオミナベトサカ
先日クロマルケボリダカラを見るために潜った。
いつものムチヤギの生える岩を捜し、目印のオオミナベトサカに近づいた。
オオミナベトサカを見た瞬間、目に入ってきた画像が理解できなかった。
いつもと姿が違うオオミナベトサカ。
ニンジンに毛が生えてる。
着ぐるみを着たようなオオミナベトサカ。
![キャロットコーラル](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/04/4ba3cba378b5c38afa262e8ae12a4c2a.jpg)
全身を覆う長いポリプ
からだ全体から長いポリプが伸びる。
長い管の先に8つに分かれたポリプ。
ソフトコーラルである八放サンゴ類の特徴がこの8つに分かれたポリプ。
ソフトコーラルのポリプはすべてが8つに分かれた触手を持つ。
ポリプは花柄一つひとつから出ている。
![キャロットコーラル](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/04/4f022d5989d44be1122d19d07610a9be.jpg)
八足ポリプが花開く
夜でもないのにポリプを開いたオオミナベトサカ。
オオミナベトサカがポリプを開いている理由は流れてくるプランクトンを捕食するため。
8本足のポリプでつかみとる。
なぜ今ポリプの花を咲かせたのか?
夜と間違えて目覚めたのか。
水温は16℃。
春の陽射しに誘われたのか。
腹が減っているのか。
![クロマルケボリダカラ](http://trevally.jp/wp-content/uploads/2021/04/84aecaaa0e2b060c3217849854abb2cb.jpg)
ポリプに守られるクロマルケボリダカラ
クロマルケボリダカラはオオミナベトサカのポリプに守られている。
安心してるのかいつもより元気。
外套膜を大きく広げ、より美しく見える。