金魚すくい

夜店の定番金魚すくい

祭りの夜、浴衣姿に似合うのは金魚すくい。

夜店の中でも昔からあるものだ。

最近では金魚ではなく、スーパーボール、ゴムやプラスチックでできた金魚、宝石をすくう店まである。

今は無いがミドリガメ(ミシシッピーミミアカガメ)をすくう店も以前にはあった。

ミドリガメを沼や川に放して繁殖するので現在は問題になっている。

金魚すくいの網はポイ

金魚すくいをする網のようなものをポイという。

なぜポイというのか?

使い終わるとポイ捨てするからポイと呼ばれる。

昔は針金の枠に紙を貼ったポイとモナカに針金を刺した2種類のポイが使われていた。

両方とも水には弱いがモナカの方がさら弱く、直ぐに使えなくなる。

今は針金の枠でなく、プラスチックの枠を使う。

金魚すくいポイの技

プロの金魚すくい

金魚すくいで沢山の金魚をすくうことは難しい。

3~5匹すくえれば良い方でポイが破れてしまう。

夜店のおじさんが手本を見せてくれると素早い動きで10匹上はすくって見せる。

さすが熟練者は違う!

やはりすくい方に違いがあるのだと納得してしまう。

けれど、実は裏事情がある。

ポイの裏技

市販されているポイは紙の厚さを選ぶことができる。

厚さを4番、5番、6番、7番と4種類を製造メーカーは市販している。

4種類のポイの違いは

  • 4番が特別の厚さで破れにくい紙。
  • 5番はやや厚いが適度に破れる紙。
  • 6番は破れやすい紙。
  • 7番はとても破れやすい紙。

夜店で使用している一般のポイは6番の紙を使用している。

夜店のおじさんが手本を見せてくれる時は4番か5番の破れにくい厚いポイを使って実践して見せる。

紙が破れずに金魚を沢山すくえるのを見て感心してしまう。

種を知ってしまえばな~んだとなる。

これも商売上の秘密、手品と思えばさほど腹もたたない。

でも金魚すくいは紙の厚さがすべてではない。

金魚すくいのコツはポイの使い方

水にポイをつけてから短時間ですくいきる。

ポイ紙面の水抵抗が少ないように水平に動かす。

水に入れる時の角度は45°

大きな金魚は重いので狙わない。

水面に浮いている金魚はねらい目。

すくい上げるときは水を切りながら。

頭からすくう。

尾ビレで紙が破れるので尾は枠外ですくう。

金魚を持ち帰ったら

金魚を長生きさせる

酸素不足を解決する。

もらったビニール袋内の水は酸欠に近い状態。

ゆえに早くエアーポンプで空気を送る。

水槽が無ければ、洗面器やバケツに水を入れる。

水道水は消毒薬の塩素が金魚にはNG。

  1. 水道水にハイポを入れて中和する。
  2. 沸騰して塩素を抜き、冷ます。
  3. まる一日水道水を容器に溜め、放置し塩素抜きをする。

金魚を他の容器に移す場合は水温が同じになるように徐々に合わせる。

しばらく揺られてストレスを感じているので出来るだけ静かにしておく。

翌日の朝、元気になっていればエサを食べるようになる。

長く飼育するには水質を維持するための濾過システムが大事。