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台風に変わった熱帯低気圧 令和初台風

令和初台風3号

近づく熱帯低気圧

また雨なのか?

梅雨だから雨が降るのはあたりまえ。

今、温帯低気圧と熱帯低気圧の2つが本州に近づいている。

天気図

変わる台風3号

熱帯低気圧は夕方に台風となった。

令和初の台風、今年3番目の台風3号。

台風は、四国、紀伊、東海、関東に近づき雷や大雨を降らせる。

明日の朝7時頃に東京近辺を通過する。

台風が近づくと

もし、風向きが北風に変わり強く吹いてきたら台風が近づいている証。

また台風が通り過ぎると風向きは南に変わり暖かい風が吹く。

今夜から明日の朝にかけて急速に雨足と風が強くなる。

雨戸をしっかり閉め、強風で飛びそうなものは片付けておく。

熱帯低気圧と台風の違い

熱帯低気圧は台風の子供

熱帯低気圧は台風の子供だと考えると簡単。

力強く大きくなって台風と呼ばれるようになる。

台風の子供と大人の違いは風速で分けている。

最大風速が17.2m以上になると台風と呼ぶ。

それ以下の風速が小さい子供台風は熱帯低気圧と呼ぶ。

ゆえに台風がいきなりできることはない。

最初に熱帯低気圧が生まれ、発達して台風に変わる。

また温帯低気圧から台風はできない。

台風の勢力が落ちると熱帯低気圧、または温帯低気圧に変化する。

熱帯低気圧と温帯低気圧の違い

熱帯低気圧

熱帯低気圧は赤道近くの温かい海水が蒸発することで発生。

大量の水蒸気が蒸発して渦を巻きながら上昇し、水滴となるエネルギーで熱帯低気圧は発達していく。

水温が高くないと熱帯低気圧(台風)は生まれない、また発達もできない。

水温が高い夏と秋に台風(熱帯低気圧)が多い理由。

日本に影響のある熱帯低気圧(台風)が生まれるのは水温が高いグアム島近海からフィリピン近海付近。

台風(熱帯低気圧)は海から陸地に上陸すると急速にパワーをなくす。

単純に暖かい空気の渦である熱帯低気圧(台風)には温暖前線も寒冷前線もない。

温帯低気圧

温帯低気圧は南側の暖かい空気と北側の冷たい空気が接触する部分にできる。

暖かい空気と冷たい空気が混ざり渦が生じ温帯低気圧が発生。

そして温帯低気圧には暖かい空気団と冷たい空気団がぶつかる境界、寒冷前線と温暖前線ができる。

温帯低気圧が発達して最大風速が17.2m以上になっても台風とは呼ばない。