明神下の平次
銭形平次
神田明神、銭形平次でも有名だ。
「明神下の平次だぜ!」のセリフを想い出す。
ずいぶん前の時代ドラマだ。
架空小説
銭形平次は実在した人物ではない、野村胡堂が執筆した架空小説。
時代は江戸時代、岡つ引きの銭形平次が難問を推理して悪を暴き、捕り物では嘉永通報を投げて悪者を取り押さえる痛快なストーリーだ。
今はBSのチャンネルで流れている。
初詣
神田明神
今年の初詣はその神田明神に足を運んだ。
名前は知っているが神田の何処にあるのかも知らなかった。
御茶ノ水駅から歩いて5分と駅からとても近い所にあった。
大鳥居

神社の入り口は混雑を予想して大きな道路を通行止めにして私服、制服の多くの警察官によって交通整理が行われていた。
大鳥居をくぐる前200mほどから列が並んでいた。
表通りに露店は並んでいない。
列はゆっくりゆっくり進む。
鳥居の左側では甘酒を配っている。
大門

大鳥居を抜け、この大門までのこの区間だけ、両脇に露店が並んでいる。
カルメン焼き、七味唐辛子売り、お好み焼き、チョコバナナ、タコ焼き、水飴売り、いちご飴、ジャガバター、唐揚げ、シシケバブ、焼きそば、焼きもち、海鮮焼きなど全て食べ物の出店だった。
列を抜け出して露店で買い物は出来ない、列から抜ければまた最初から並ばなければならない。
そのような雰囲気だ。
また食べながら歩けば周囲の着飾った衣装を汚しそうである。
隣で抱かれたダックスフンドは晴れ着を纏い、白いショールまで首に巻いている。
犬も大事にされ過ぎのような気もする。
朱と金

大門は大きく朱と金でコーディネートされとても綺麗だ。
この門をくぐればいよいよ中庭、空は青く快晴。
天気は良いが風が強くてとっても寒い。
空高くでは風に流されながらカラスとトンビがケンカをしている。
本殿

ついに神社の中へ入った。
本殿も立派な建物だ。
あっちらこちらに鳳凰が飾られている。
不死鳥とも火の鳥とも言われ、身を焦がしながら生まれ変わり、永遠の命を持つ。
鳳凰の数は見た限りでは12匹まで数えられた。
他にも潜んでいるかもしれない。
拝殿

拝殿する人たちは去年までの穢れと汚れを賽銭に乗せて投げ入れ、身を清め昨年一年間の無事を感謝する。
そして少しの期待と望みを祈りに込める。