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台風「ノルー」と「クラー」が発生
台風5号「ノルー」
今日午前9時台風5号「ノルー」が南鳥島近海で発生した。
ゆっくりとしたスピードでこちらに近づいてきそうだ。
台風6号「クラー」
続いて6時間後の午後3時、ミッドウエイ近海台風6号「クラー」も発生した。
「クラー」も更に遠方だがゆっくりとこちらに向かってくる雰囲気がある。
今まであまりない台風の発生と接近の仕方だ。
もし、日本上陸ともなれば被害が心配だ。
さらに台風のタマゴが2個
現在熱帯低気圧だが更に四国沖とフィリピン近海に2つの台風のタマゴがある。
台風とは
台風と熱帯低気圧と低気圧
低気圧(温帯低気圧)は北側の冷たい空気と南側の温かい空気がぶつかり合って渦ができたもの。
前線もできる。
熱帯低気圧は熱帯や亜熱帯で温かい海水の蒸気が大量に上昇することによって渦を巻いてできる。
台風は熱帯低気圧が力を増し最大風速(10分間平均)が17.2m/s以上になったときに台風と呼ぶ。
熱帯低気圧や台風には前線はない。
また台風は海の水温が高ければパワーを増していき、陸地に上陸するとパワーが落ちてゆく。
台風の勢力
台風の勢力は「強さ」と「大きさ」で表す。
「強さ」は中心付近の最大風速を3段階で表す。
●強い (33m/s~44m/s未満)
●非常に強い(44m/s~54m/s未満)
●猛烈な (54m/s以上)
「大きさ」は風速15m/s以上の強風域の半径、次の2段階
●大型 (500km以上~800km未満)
●超大型 (800km以上)
台風とタイフーン、ハリケーンとサイクロン
台風とタイフーン、ハリケーン、サイクロンも熱帯低気圧だ。
けれど強さや地域によって名前が変わる。
台風は、赤道より上(北側)の太平洋で日付変更線より西側で発生し、最大風速17.2m/s以上(日本基準)
タイフーンは、台風と同じエリアで最大風速33m/s以上(1分間平均、世界基準)
ハリケーンは、赤道より上(北側)の太平洋の日付変更線より東 側と大西洋で発生し、最大風速33m/s以上(世界基準)
サイクロンは、赤道より下(南側)の太平洋とインド洋で発生し、最大風速33m/s以上(世界基準)
各エリアの方言ともいうべきか?