スマがクーラーにいっぱい

散歩

全てのダイビングを終了し器材を洗浄し干した後、夕食まではまだ時間があるので村の中を少し散歩した。

お土産のピーナッツ黒糖を買った後に港へ行ってみた。

知り合いの久雄さんがユリセラ船に乗って戻って来たところだった。

「北西の風が強かったのに沖の渡名喜曽根まで行ったの?」と聞くと

「行ったけど時化で凄かったんで直ぐに島の近くに戻ってきた。」

「魚捕れた?」

「今日は捕れたよ!今年初めてスマが捕れた!」と顔が嬉しそうだ。

クーラーの中身

船に乗って大きなeglooのクーラーを開けてみた。

こりゃ~!凄い!

下側にも2重、3重に入っている。

ほとんど全てがスマ、手前の細い大きな魚だけがツムブリ、英語ではレンインボーランナーと呼ばれる。

どちらも美味しい魚だ。

特に私はこのスマには目が無い。

スマとはカツオの仲間だが捕れる数が圧倒的に少ない。

味は最高だ。

初めて見たのはモルディブ

釣れちゃった

昔、モルディブでダイビングクルージングの移動中に初めてこのスマを釣り上げた。

他にやることもないので釣りたてのまだ身も温かいスマを捌いて刺身を作ってみた。

実は釣りたてより死後硬直が終わったくらいの方が味が出て美味しい・・・

作ったのだが同乗者は誰も食べようとしない。

お初の一口

仕方なく一口食べてみた。

その旨さに驚いた。

温かくても十分、脂も乗って臭みなどまったくない。

中トロ?

そんなに言うならと恐る恐る食べる人が増え、刺身はあっという間になくなってしまった。

釣り上げてまだ身も温かい刺身でこれほど旨い魚を他に知らない。

カツオの仲間には

カツオの仲間には本ガツオ、スマ、ハガツオ(キツネガツオ)、マルソウダ、ヒラソウダの5種類が日本近海に生息する。

どれも美味しい魚だ。

スマやハガツオはあまり量が捕れないため、ほとんど現地で消費される。

都会で食べられることは滅多にない。

2016年、このスマの養殖に三重県と静岡県で養殖に成功し、全身中トロの味ということで高値で取引されていると聞く。

マルソウダ、ヒラソウダは時期になれば捕れる地域があるが痛みが早く、刺身で食べられる状態で都会に運ばれてくることは稀だ。

スマは大きな群れを作らない

ダイビング中にスマを見ることもある。

カツオの仲間の中でもスマは比較的深度の浅い場所に生息している。

深度20~30mの水底が見えるような流れのある海域を数匹でバラバラに泳いでいる。

本ガツオのような群れは作らない。

泳ぐ速さはカツオの仲間だけにジェット機のようだ。

量が捕れないのもうなづける。

スマの特徴

背中半分の縞模様

スマの特徴は背中半分にかかる縞模様。

これはマルソウダやヒラソウダにも同じような模様がある。

ハガツオは頭から尾まで細い線が何本も入り、歯がゴツイのですぐ区分けが出来る。

大きさ

スマは1m、10kgの大きさにも育つ、大きい方が脂が乗って旨い。

マルソウダは40cm位、ヒラソウダは60cm位の大きさまでにしか育たない。

ハガツオは60cmほどだが中には1m級も存在する。

ミツボシ

スマの最大の特徴は胸鰭の下の黒い3つの痣のような点だ。

必ず3つではなく、個体によって2個~6個ぐらいの黒点がある。

これを見ると条件反射で涎が出てくる。

魚をクーラーごと漁協に卸すと、宿では直ぐに仕入れてきてくれた。

早速流しで魚をおろし、刺身の下ごしらえをしていた。

最終日の夜はスマでお祝い

そして夕飯

今日のメニューは

  • 釣りたてスマの刺身(鮮度良すぎ)
  • アカハタの煮つけ(1人1匹)
  • ゴーヤチャンプル
  • もずくの天ぷら
  • 山芋とゴーヤの酢の物
  • スマのおすまし

なんと贅沢な料理、沖縄料理満載、ビールもご飯も進みます。

そこでオーナーが一言

「スマ食べるならもっと切ろうか?」

もちろん「YES!お願いします!」

スマの刺身のおかわり

オーナー曰く、「おかずに出したのはスマの下側の部分、追加で出した刺身は背中の部分、右下の白い細いものはハラモ、お腹のオオトロの部分、味わってみて~」

どれも美味しく頂きました。

新鮮過ぎて少し固かったかな、ハハハ。

最後に3切れでスマの漬けを作り、漬け丼にしていただきました。

もう腹いっぱい。

 

Go dive !

ケラマ 最後の晩餐は釣りたてスマガツオでお祝い 536

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