タイドプールは晴天下

潮溜まりの観察

6/2(土)は毎年恒例のタイドプールの観察に行ってきた。

毎年この時期の行事だ。

タイドプールつまり潮溜まりの中の生物の観察。

ただ見るのではなく、実際には網ですくって手もとでじっくり見る。

目的

  • ダイビングで潜る深度では見られない生物が見られる。
  • 手もとでゆっくり、じっくり見られる。
  • 環境の変化に厳しいタイドプールを知る。
  • 童心に帰り魚をすくう。
  • 魚を見つける目が養われる。

などという形式ばったものはない。

am08:00に目的地点に到着

着替え、道具など準備して予定のタイドプールに向かう。

今日は中潮、干潮は昼12:46、潮位+4cm。

まだまだ潮が引くまで時間がかかる。

満潮の顔

満潮

まだ深すぎて水には入れない。

成果も期待できない。

12:46の最干潮時には

干潮の顔

干潮

ここまで潮が引く。

写真を見る限り同じ場所だとは思えない。

隣の磯でも

満潮

同じように満潮時の右側の海岸の様子。

そして潮が引くと

干潮

やはり同じ地形には見えない。

写真ではまったく別の岩場に見える。

潮が引くまでの3時間、釣りをしたり、早めの昼食のトン汁を作って時間を調整した。

タイドプールで用意するもの

タイドプール3種の神器
  • バケツ、あまり小さいと水中の酸素が欠乏する。
  • 玉網を2つ、網の色は焦げ茶色や黒が良い。
  • 足もとはダイビングブーツかダイバーズサンダル。
  • 帽子。
  • 飲み物。

玉網

玉網の色を指定する理由は、魚には暗い色の方へ逃げる習性がある。

少なくとも一つは暗い色の網を使った方が良い。

一つの玉網は丸型の状態で使い、もう一つの玉網の先端は平らに伸ばしておく。

バケツ1個と玉網2本で324円で揃えられる。

本職で魚を捕るのではないのでこれで十分、来年も使用できる。

魚とり開始

魚との勝負

タイドプール

am11:00を過ぎた頃、潮がだいぶ引いてきたのでミッション開始。

玉網を両手に持ち、時に杖替わりに水の中に入っていく。

立ち止まって静かに見ていると隠れていた魚達が顔を出す。

両手に持った網で挟み込むように誘導。

やりとりが楽しい

タイドプール

魚も命がかかっているので真剣に逃げる。

そのやりとりが面白い。

2時間半後、潮が満ち始めたので早めに退散した。

下手に夢中になっていると深くなりすぎて海岸へ帰れなくなってしまう。

今回の成果

色々な魚がバケツに収まっている。

この後、じっくり観察して魚達は全てリリースされる。

それでは1種類づつ見ていこう。

キヌバリ

キヌバリ

ダイビングでも水中20mより浅い海域でよく見られるハゼの仲間、キヌバリだ。

ハゼだが水底の上に腹ばいでいるのではなく、水底から30cm~1m離れた中層をホバーリングしていることが多い。

6本の黒ボーダーラインと目にかかる線を含めれば7本、それを囲む縁取りオレンジ、背ビレと腹ビレ・尾ビレはピンク色だ。

ダイビング中にここまでじっくり見られることはない。

クモハゼ

クモハゼ
クモハゼ

ハゼの仲間のクモハゼ。

ダボハゼの一種。

数多く見るが意外と動きが早く、すばしっこい。

目が良いのかなかなか網に入らない。

上から見ると白っぽく見える。

横から見れば水色の点々がおしゃれ。

ダイビングでも潜る深度では見ない、潮だまり特有の魚。

続きは次回へ・・・