ゴボウはまずい?

特別なクセのあるゴボウ

泥臭く固い。

木の根っこのような見た目。

独特のクセのあるゴボウ。

香りは土そのもの。

とても美味いと思えない。

土くさいゴボウ

ゴボウの煮物はダメ。

ゴボウのきんぴらもダメ。

薩摩揚げのゴボウ巻きもダメ。

トン汁のゴボウは無い方が美味い、器の底に隠す。

なぜこんな土臭いものを食べるのか?

食べなくていい

こんなまずいものは食べなくても良い。

一生好きになることも無い。

そう思っていた。

世界でゴボウは食べない

中国でも食べないゴボウ

世界でゴボウを食べない。

あの何でも食べる中国でもゴボウは食べ物ではない。

四つ足で食べないのはテーブルぐらい。

それほど中国ではほとんどの物を食材とする。

その中国でさえゴボウを料理しない。

ただし中国医学では漢方としてゴボウを使う。

日本のゴボウも昔、中国から薬草として伝わった。

現在、日本で品種改良したゴボウを中国で育て、日本へ輸入している。

中国では日本用として生産しているが生産したゴボウを食べない。

欧米でも食べないゴボウ

欧米ではゴボウを食べない。

フランスではゴボウの花をサラダで食べる。

けれどゴボウの根部分は食べない。

ヨーロッパに生えるゴボウの根部分は食べられないほどに苦い。

ゴボウに似るが日本のゴボウとは違うキク科バラモンジン属のサルシフィは食されている。

サルシフィを日本で西洋ゴボウと呼ぶ。

現在、日系人が多く住む地域では冷凍ゴボウを入手できる地域がある。

韓国ではゴボウを食べる

お隣の韓国ではゴボウを食べる。

ゴボウのスープ。

きんぴらゴボウ。

ゴボウサラダ。

ゴボウのナムル。

ゴボウの韓国煮。

ゴボウ炒め。

煮物や炒め物など色々な料理にゴボウを使う。

ゴボウを食べさせ罪になる

太平洋戦争終戦間際の食料の少ない時、アメリカ人捕虜にゴボウを食べさせた。

捕虜にとってゴボウは見た目、匂い、味、木の根っこにしか見えない。

日本が敗北してB級戦犯裁判が行われた。

捕虜にゴボウを与えた者は、乾パン代りに木の根を食わして虐待したという罪で刑を受けた。

捕虜に食べ物で無いゴボウを与え、酷い虐待をしたとほとんどのアメリカ人は思う。

世界的にゴボウは木の根っこに見える。

ゴボウも美味いと思う

買ってしまう木の根っこ

数年前から変な物を買うようになった。

スーパーマーケットで売っている木の根っこ。

日本の八百屋では1年中食用の木の根っこを売っている。

最近この木の根っこであるゴボウを買う。

過去に買ったことは1度もない。

不思議でしょうがない。

千切りにしたキンピラ

千切りにしたキンピラが食べたい。

十代のころ食べたあの味を想い出す。

おばさんの作ったキンピラを世界で一番旨いとおじいが自慢。

確かに初めて食べておじいの気持ちが解かった。

その味は泥臭くないキンピラ。

他で食べたことはない。

かき揚げにはゴボウ

ゴボウ無しのかき揚げも美味い。

けれどネギとイカは入れたい。

最近は物足りない。

わずかにゴボウが入ると嬉しくなる。

木の根っこも美味い

慣れたのか?

年をとったのか?

好みが変わったのか?

最近はゴボウも美味いと思う。

日本のゴボウは食べ易いように品種改良。

今でも海外の苦いゴボウは食べられない。