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 スキルアドバイス Part 2   TOPページ

前回の続き今回はビーチエントリーについてです。

ベテランの方々においては「そんなものとっくに知っているよ!」と言われる事も多いと思いますが初心者の方へのアドバイスだと思って温かく見守ってくださいね♪

  ライセンス取得コース
  コースの流れ
 Contents   沖縄コース

皆さんがよく潜る江之浦についてお話をします。

T, ビーチエントリーの事前準備

    エントリーを楽にするための事前準備

    器材を背負ってからでは重いので事前に準備をしておく事が必要です。

U, ビーチエントリー

    エントリー直前の準備

    エントリー場所での準備

    エントリー

V, 水面移動

    エントリー直後

    水面移動

    潜降直前の休息


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エントリーを楽にするための事前準備

器材を背負ってからでは重いので事前に準備をしておく事が必要です。

今回は2点の準備の仕方をお話します。

 エントリー直前の準備

 @ マスクを洗いくもり止めを流す

マスクに洗い場の水または海水を入れて、軽くすすぐだけで基本的には十分です。

くもり止めの液が固まって着いていたり、乾いて着いている場合はレンズの内側を軽くこすりましょう。

そしてエントリー場所へ移動。

波の来ないエントリー口までロープをつかまって歩く。

 A 海苔や海藻

エントリー付近を歩く時、コンクリートの上に緑や黒色の海苔や海藻がついている所はとてもよく滑ります。

その上を歩く時は、滑っても転ばないように両手でロープを持ち、足を肩幅より広めにとり、膝を曲げてゆっくり歩きましょう。

コツとしては歩くというより、わざと滑らせて歩いたほうが転びにくいです。

 1、マスク装着

 @ マスクのスカートに髪の毛が挟まっていないかを確認する。

髪の毛が挟まっていると水が入ってきます。

髪の毛が挟まっていないか自分で手を当てて確かめるかバディーに見てもらいましょう。

髪の毛が挟まっている時はマスク上部だけをおでこから離し、おでこの髪の毛全体を反対の指でかき上げてください。


 A マスクの位置が悪い、鼻が豚になっていないかを確認する。

マスクの位置が悪いと水が入いり易く、マスククリアした時に水も抜けずらいです。

マスクの位置が悪い時はマスクを前方へ引っ張り、顔から離し、もう一度顔の一番良い位置に着け直しましょう。


 B ストラップの位置が悪くないかを確認する。

ストラップの位置が下すぎるとマスクが下方へずれ、ゆるくなり、水が入り易くなります。
ストラップの位置が上すぎるとマスクが上方へ引っ張られ鼻がブタになり水も入り易くなります。

ストラップの位置が悪いときは両手の指を両耳のストラップの脇に入れ、引っ張りながら真後ろへもって行く、このときストラップの調度良い位置へずらしながら指を移動させる。


 C 以下のような症状の方はストラップにマスクストラップカバーを取り付けると楽ですよ!

私も着けてます。

ストラップがしずらい方、力が入らない方、ストラップが捻じれてしまう方、髪の毛が抜けたり痛い方。

 Dダイビングへ行く前日に鏡の前でマスクを装着する練習をすると当日マスクの装着が上手に出来ますよ。

鏡で見て、鼻がブタにならないマスクの位置を肌の感覚で覚えておきましょう。

特に鼻の下のマスクスカートの位置を感触で覚えてください。

 2、フィンの装着

両方のフィンをコンクリートの上に並べる。

両手は転ばないようにするためロープを掴み、フィンのフットポケットに足を片方づつ入れます。

この時フィンが動かないようにするため、もう片方の足でフィンの先端を踏んで固定します。

つま先を蹴って、フットポケットに入れると楽です。

フィンフックのついている方はフックを引っ張れば簡単に装着できます。

フィンフックのついていない方はストラップを左右均等になるように引っ張ります。

ストラップはきつ過ぎると痛くなるし、緩すぎると脱げてしまいます。

ストラップの強さはアキレス腱の辺りがやや締まる位が適切です。

 3、BCDに空気を入れる

水面にいても余裕で浮いていられるようにBCDに空気を入れます。 

空気量の目安は両脇を締めたときに、BCDの膨らみが十分感じられる位に空気が入っている状態が適切です。

 4、レギュレーターをくわえましょう!

特に波があるときはスノーケルではなく、レギュレターをくわえましょう。

頭から水をかぶっても、波打ち際で転んでひっくり返っても呼吸をすることが出来るので水を飲まなくて済みます。

大切なポイントです。

エントリー後すぐ潜降する時も最初からレギュレーターをくわえてエントリーした方が効率が良いです。

逆に水面が緩やかな時はスノーケルでも水が入りにくいのでスノーケルをくわえてエントリーしてもOKです。

 5、エントリー

1、横歩き

手は両手でしっかりロープを掴む。

足は肩幅よりも広げる。

足を閉じる時も常に肩幅の間隔をとり、それ以上は閉じないようにしましょう。

足を閉じ過ぎると、波が来たときに転びやすいです。


2、波を見て歩く

波にさらわれないようにするためには、波を見ている事が大切です。

いつ大きな波が打ち寄せるのか判断をしなければいけません。

大きな波が来たら動かずに両足を開き、膝を曲げ、腰を落として耐えましょう。

この時、背中のタンクから波にぶつかると、耐え易いですよ。

もちろん、両手はしっかりロープを掴んでいます。

波が通り過ぎると、水面が平らになります。

この時が歩き易いのでさっさと次の波が来るまで歩き始めましょう。


大きな波があるときはエントリー前に波の周期を測りましょう。

波は一定の周期と間隔を持ってやって来ます。

大きな波が3〜4回来た後、小さな波が続きます。

小さな波が続いている時にエントリーするのも上手なダイバーになるタメの条件です。


3、泳ぎ始める

水面が膝から腰の高さに来たら泳ぎ始めます。

 @片手は前方に伸ばす。

岩や前のダイバーのフィンに頭や顔、マスクをぶつけないようにするタメです。

岩にぶつかってケガをしたり、マスクを壊すことが無いように気をつけてください。

 Aもう一方の手はマスクを押さえる。

衝撃でマスクがずれたり、外れないようにするタメです。

 Bポジションの確認が出来たら泳ぎ始めます。

スタートは前屈みに座り、沖へ向かって全身を伸ばすように泳ぎ始めます。

 C引き波にあわせて泳ぎだすと沖にスムーズに移動することができます。

コツは、波が打ち寄せたときに波に頭からぶつかって泳ぎ始めることです。

打ち寄せた後に波は、引き波に換わります。

タイミング的には波が打ち寄せたときに頭からぶつかって泳ぎ始めることで引き波にピッタリ合います。

 Dもし、波打ち際で転んでしまったら?

レギュレターをくわえていれば波をかぶっても息が出来るので安心です。

けれど出来るだけ早く現場を脱出しましょう。

そうしないと岩場で転がり続けることになります。

すぐにうつ伏せになってください。

そして頭を沖に向けて這ってでも構いませんので急いで進んでください。


4、泳ぎ始めはしっかりダッシュして泳ぐ

泳ぎ始めは砕波帯と言われるサーフゾーンで危険性の高い場所です。

ぐずぐずしていると波に打ち上げられイモ洗いのように転がることもあるので急ぎましょう。

最初は泡だけで前が良く見えないかもしれませんが前方の岩などの障害物に気をつけて泳いでください。

この時、ガードする片腕を伸ばし、もう一方の手でマスクを押さえることを忘れないようにしましょう。

岸から10mも泳げば殆んどのポイントでサーフゾーンを抜けられます。

背の立たない、波が水面を上下するだけの深さまで来たら一段落!

落ち着いて周囲を確認し、レギュレターからスノーケルに交換して後はゆっくり泳ぎましょう。

そしてエントリー口から、15m沖で集合です。

以上、エントリー直前の準備、エントリー場所での準備、エントリーの3点についてお話をさせて頂きました。

もうすでに実施している方はとても優秀な方ですね。

それでは、次回は江ノ浦ビーチ水面移動について考えて行きたいと思います。

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